インフルエンザ感染者数から見た新型コロナウイルスの現状
通常、真冬の時期には、インフルエンザが流行っていて、「ここで感染が広がっている」だの、「あそこの小学校は学級閉鎖になったらしいよ」と話題に絶えないのが、例年の冬です。
それが今年は、大惨事となっている新型コロナウイルスの影響で、インフルエンザ に掛かっている人がいるのかいないのかも良くわからないくらいになってしまっています。
実際には掛かっている人もいるのですが、全てのニュースが新型コロナウイルス なので、全く気づけません。
結論からお話すると今年のインフルエンザの感染者数はとても少ないんです。
下図の縦軸は、1つの病院辺り、週に何人のインフルエンザの患者が来たかを表しています。横軸は、時間軸で0の部分が元旦になっています。大体毎年、1月の4週目がピークになっています。
○定点医療機関当たり患者報告数 2020年3月29日(第13週)まで
出典:東京都感染症情報センター
今年のこの東京の感染者数(赤線)は過去5年で最も少なく、最も多かった昨年の約1/3の感染者数となっています。
この感染者数の減少は、一つに新型コロナウイルスの影響で、各人がマスク、うがい、手洗いを励行して来た結果だと思います。
そして、新型コロナウイルスの予防方法はインフルエンザの予防方法と一緒で、マスク、うがい、手洗いに付きます。
欧米、東南アジアよりも新型コロナウイルス の感染者数が少ない理由はここから来ていると言っても過言では無いはずです。(もちろん、挨拶のハグ、キス、握手の習慣が少ないと言う理由もあるが。)
最終的に日本がどうなるか分かりませんが、各個人として、これらの予防の行動を心がける事で、少なからず意味があると思って、引き続き、引き締めて新型コロナウイルス を撲滅していきましょう!
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