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365 81歳の暮らしから
(2)これからの若者は
昭和生まれの自分と子供世代は別として、私の言う若者たちは、平成、令和に生まれた、孫やひ孫の世代を指す。
30代までの人たちのこと。
世の中の動きがまだしも、緩やかだったのにくらべて、ITだの、AIだのが世を騒がせ影響力を振りかざすようになって、人の暮らし方は激変している。
先ず、高齢者
20年は、若返った風で、♫今年60のおじいさん、なんていない。ゴールデンエイジで体力気力十分、仕事から開放されて趣味を愉しむ人も沢山。女性はもちろん、花盛りを楽しんでいる。
若者を憂える
ないないづくしから、万事上向きに、世の全般が上り調子で生きてきた。それに比して、急激な変化から、結婚しない男女が増え、定職もままならず、どうも自分たちのものさしで考えると、不健全な危ない状況に思える。
それに加えて、思いもかけずコロナなんぞと、不安要素に襲われた。
食べることはなんとかの安全圏にいる高齢者は、目下の1番の恐怖はコロナ。
不幸な世の中に放り出された若者の行末を何より恐れ心配している。
動き出している若者
ほんの身の回りから考えると、絶望的ではまったくない。大人の用意する世の中のお粗末さの中から、健気にも、若者は自力で前進を図っている。
1番小さい子供は、何も知らず親の差し出すままに、瞳を輝かせ、飲んで食べて遊んで大きくなっている。
10代の子供は変則的な学生、大学生は起業も試み就活にも励み、結婚した20代30代は、子供を持ち、先を見据えて、家まで建てる。無理でないかと案ずるが、当人達はよくよく考えて行動しているから、落ち着いている。未婚の青年は、自分で猶予期間を設定して、外国に飛び出そうとしている。
結婚前提の新生活に飛び出したものもいる。
今、思うこと
大人が思うほど、怖がってもいなくて、前を向いて進もうとしている若者もいること。友人の孫たちもそうだし、日本を飛び出して、何かを探しに行く若者の話は、珍しいことではなくなっている。
追いつめられて苦しい状況の人たちも多くいるだろうから、それは政治が主に受け持つべきだ。庶民も馬鹿にしたものではない。親世代より、若者本人たちも、行動し始めている。
そりゃ、そうだ!大人たちを当てにしていては、自分たちが危ない。自分で動き出すことが、一番いい。責任も自分で背負うつもりで。
若者はみんなそうして荒野を目指すものだ!