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377 81歳の暮らしから
(14)暗い日曜日
仕事がなくてロシアのIT人材が、減っているという。
もはや、若者が希望の持てない国となり、東京の会社に就職したと。
戦争の影響が、じわじわ押し寄せている。
(書かずにおれない)
今朝は悪い夢で不快な寝起き。ノロノロ朝ごはんを食べ、さてと気分を変えてと、考えてたら、ラジオでは音楽の泉。
シューマンのピアノ四重奏とな!バリトンの声なども聞こえ、気分が少しシャンとしてきた。
良いことなくても書かずにおれない。
悪い夢である!大体明け方に夢を見る。トイレを探し回っていく先々が満員だとか、明るい自分の笑い声で目覚めることも、時々はあるのだが、今朝は悪夢の方。
7.8人が待っているのに、機嫌よくご馳走引き受けた私。皆をまたしていざ!
道具を整え調理の前に材料整える。一番に冷蔵庫を確かめるべきなのに、何故かせかせか、買い物に出かける私。
思ったところに思った材料がなく、追われる気分でやたら彷徨い道を失う、時計を見たら夕方?ランチを作るはずだった!焦ってカーっと全身熱くなる。
走って帰りめちゃくちゃ調理、待ちくたびれた人の前で、私の絶望感、、、
この夢やめよう、と意識して、飛び起きた。
嫌だなあ!何を苦にしてるんだろう。
全身だるく、煮えきらない体の動き。
やめやめ、私、人の為なんて何もしたくない。
(気を取り直し)
先日貰った太い大根がある、蒟蒻も確かあったな、暗い日。本来、気が静まって好きな曇り空だが、今日はいけません。夢見が悪かった!
お客のためでなく、大きな大根消費したくて、時間をかけて煮れば済むことだから、うなされることは関係ない。
出しだけ効かせてシンプルに煮込もう。
一人静に、コトコトと、煮物でもしていると、やがて、乱気流が渦巻いたような心も静かになるというものだ。
(思い当たること)
曾孫のことを心配してた。若いのに家を立てると、キチキチで事を進める。親は張り切っているのだが、幼児には、環境の変化がちと厳しい。よくわかる子なので、涙目で我慢していると娘から聞くと、バアバである彼女にもまして、曽祖母の私も、一層切ない。
何かと忙しく暮らす若いものを思い、側にいても、そんなに役にも立てない自分がじれったい。
孫のために1.500万円、ぽんとあげるような金持ちではないし、夢でうなされていたって、何にもならない。
腰や背中、痛いのをさすりながらでも、一人で殆ど、まずまず暮らしていることを、せめて、良しとして。