投資信託暴落時の対応方法
最近YouTubeでよく視聴者さんからコメントなどを頂くのですが、先日はこんな質問がありました。
「投資信託について、暴落時の対応方法を教えて下さい」
ということで、今日はこれについて書いていきます。
まずは結論から。
暴落時の対応方法は、「特に悩む必要はありません」。
これで終わってしまうと怒られてしまいそうなので、もう少し具体的に話していきますね。
ポイントは、
①暴落時
②対応方法
の2つだと思いますので、それぞれお話します。
まずは「①暴落時」から。
「相場が暴落した!」とネットで見かけたら、ちょっとは慌てて自分の保有資産を確認するかもしれません。
そしてその時の相場を確認した後の皆さんの反応は、以下のどちらでしょうか。
「うわ〜めっちゃ下がってる!」
「あ〜こんなもんか〜」
皆さんはどちらでしたか?
そうなんです。
つまり偏に暴落時と言っても、相場そのものの下落率の考え方は人それぞれ違うものなんです。
なので、暴落したらどうするか?ということではなく、自分の中でルールを決めると良いでしょう。
例えば積立をしている人なら、20%下落したらいつもより買付金額を30%増やすとか、一括の方なら〇〇万円買い増すとかです。
このルールは段階的でも良く、細かく設定しても良いです。
暴落したらどうしたら良いか?をお迷いの方は、ぜひこのように考えて見て下さい。
次に「②対応方法」です。
こちらは先ほど暴落時のところでも触れましたが、買い増しで良いでしょう。
暴落時のルールを決めにくい方は“何もしなくても”問題ありません。
そもそも投資信託で運用するということは「長期投資」が前提です。
もっと言えば、運用のプロにお金を預けてお任せする訳なので、自分の考えなど全く必要ありません。
つまり、対応については投資家が考えるのではなく、運用のプロが考えて売買でもなんでもしてくれたら良いのです。自分が何かしなきゃ!と思っても、投資信託そのものをやめるか続けるかしか無いのです。
少々乱暴に書きましたが、これくらい楽観的に資産形成をしていかなければ長期運用の際に“ストレス”を感じてしまいます。
資産形成の一番の敵は“ストレス”です。これは人生でも同じですかね。
これまでも話てきましたが、資産形成で一番大切なのは「時間」です。そしてその「時間」を味方にするには、“ノンストレス”で運用をすることが一番大切なことなんです。
そのためには勉強も必要ですが、多少楽観的に考えることも必要です。
世界株式はこれまで200年以上上昇をしてきました。
だからこれからも上昇し続けるのです(敢えて言い切っているだけで鵜呑みにしないで下さいね笑)。
と、これくらいの気持ちでやると良いでしょう(僕はそうです笑)。
ということで最後にまとめますと、「投資信託について暴落時の対応方法を教えて下さい」というコメントへのお返事は、
暴落を定義して、ルールを作って行動し、未来の上昇を信じて待つ!
以上です。
ありがとうございました。