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「記憶が改ざんされる出来事」の特徴。

こんにちは、Key-Performanceの井畑です。

今日も人間観察楽しんでますか?

突然ですが質問です。みなさん、自分の記憶が改ざんされていた経験はありますか?

すごくSFチックな話に聞こえますが、自分で覚えていた記憶と、実際の事実が違った事って結構よくある話だと思うんですよね。

なので今回は、僕自身の「記憶の改竄が起こった出来事」を例に「記憶が改ざんされる出来事の特徴」を観察していきます。

Valuで怒られた話

僕の記憶の改ざんが起こっていたのは「Valuで怒られた話」です。

まずみなさん「Valu」ってサービスが会ったのご存知ですか?株式会社みたく自分の価値を「Valu(株)」に分割して公開し、株取引と同じようにお金のやり取りや、株主に対しての付加価値提供を行ったりするサービスです。

やりとりの通貨はビットコインが使われていました。ちなみに、株式会社と違いたくさんValuを買った人の言うことに従わないといけないみたいな事は一切ありません、当たり前ですね。

YouTuberのヒカルとかラファエルが大炎上したサービスっていうとちょっとピンときませんか?

https://youtu.be/5WoUCa6QBQs

僕もサービス開始直後の2017年7月とかにやってみました。このサービスは初期値をSNSのフォロワー数に応じて決めていて、僕はインスタのフォロワーが4000人くらいいたので結構いいスタートが切れたんですよね。

んで、Valuの作法はどうかはわかりませんが、一般的な株式会社では当然「投資家への売り込み」ってことを行うんですよ。スタートアップ企業の実話とか聞くと必ず「投資家へのプレゼンが1番の山場だ」みたいな話がよく出てくる。

なので僕も複数人の「Valu上で影響力のありそうな人」にDMを送ったんですよね。「僕こんな人で、もし興味持ってくださればぜひ買ってください!」みたいな感じのメッセージ。

で、その送った人の中に一人、サラリーマンからSNSがバズってフォトグラファーになった方がいらっしゃったんですよね。

で、その方にもこんな感じでメッセージをお送りしました。※個人名が入ってしまっているので挨拶の部分は省略しますが、ちゃんと丁寧に挨拶しています笑

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結果返ってきたメッセージがこれ。

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まあ、これは個人の価値観のズレなので正しい間違っているを話すのは別の機会に。(ちなみに同じようなDMで快く購入をしてくださった方も当然います。)

で、不快にしてしまった事を誤ってこの話は終了しました。でも、この話って僕の記憶の中ですごく大きな話に改ざんされていたんですよね。


ものすごく罵倒された記憶に改ざんされていた

この話って、相手の方は別にそこまで「暴言」的な事は言ってないですよね。「相当ズレてると思う」部分くらいで、別にこれだって大したことじゃない。


でも、僕の中で昨日(2021年1月24日)まで、この事件は「すごい長文で文句・悪口を言われた。」ことになっていたんです。いや、長文だったは僕の方なんですけどね笑

なんで僕の記憶は改ざんされてしまったのでしょうか?

記憶の改ざんの仕組みを考察

まずはこの事件があった当時の僕の心境を振り返ってみます。

当時の心境

このフォトグラファーさん、僕すごくファンだったんですよね。僕のnoteとかもフォローしてくれたりして、その人の発信方法や写真の撮り方をかなり勉強してたんです。

だから、僕としては「リスペクト」的な要素を込めてDMを送っていたんです。

また、DMに関してはそこまでお送りした数人に概ねいい回答がもらえていて、自分のValuとしてもかなり盛り上がっている状態だったんです。


そこにあの返答。おそらく当時の僕の心境は……

・リスペクトしている人から「相当ズレている」と言われて非常にショック

・今までうまく言っていたValuの流れが止まってしまったような気がした

・自分は間違った事をしてしまったのではないかと感じた

って感じだったんだと思います。

僕の中での改ざんされた事実

次に、僕の中で改ざんされた記憶はこんな感じです。

世間知らずのフォトグラファーが超長文で俺に罵倒と説教の文章を送りつけて来やがった

………うん、自分でも引くくらいヤバい改ざんですね。大丈夫は、俺?笑

ちなみに事実としては……

・文章は短め

・基本的に丁寧(敬語)

・コチラの行動を非難する意味にも取れなくないが、問いかけの形になっている

・暴言と取れなくないのは「相当ズレている」って部分だけ

これは……完全に冤罪ですね笑

なぜ記憶の改竄が起こったのか?

では、ここからは僕の記憶の改ざんの仕組みを考えていきます。まず、事件からすでに3年半経過しています。なので記憶は非常に曖昧になっています。

その中で、改ざんされた記憶のインパクトの強い部分を抽出すると

・超長文

・罵倒と説教

って部分です。

これって、事実と照らし合わせると

・超長文→送ったのは自分(しかもそこまで超でもない)

・罵倒と説教→当時のショックな気持ちは罵倒と説教されたのと同じレベル

だったのかなと思います。

つまり、僕の記憶は「自分がショックだった気持ち」を「その時起こった事実」を「うまくつなぎ合わせる」ことで「辻褄のあうストーリー」に仕立て上げたのではないかと。

みなさん、こんな経験ありませんか?

記憶が改ざんされる出来事の特徴。

では、「記憶が改ざんされる出来事の特徴」とはなんでしょうか?

今回の僕のケースでは、「気持ちのショックの大きさ」と「実際に起こった出来事のスケール」が一致していなかったんだと思います。

その結果、自分の脳の中で「ショックの大きさに合わせたスケールの大きな出来事」を捏造したのではないかと。

出来事のスケールの大きさを上げておけば、少なくとも「こんなちっちゃな事を根に持つ自分」的なイメージを自分自身に持つことはなくなりますしね。

なので、「記憶が改ざんされる出来事の特徴」は「自分の気持ち的なスケール」と「実際の出来事のスケール」が一致していない出来事だと思いました。

皆さんはどう思われますか?よかったらコメント欄で教えていただけるととても嬉しいです。

ではまたnoteでお会いしましょう。

Key-Performanceの井畑でした。

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