今日やるべき仕事が終わる3ステップ
タスクが溢れて、今日やるべきだった仕事が終わらず、残業をして、それでも終わらない場合は帰宅後、何なら土日も仕事をしている状態はないだろうか。
これまでウェブサービス、ウェブメディアのディレクターを5年ほど経験してきた自分は、恥ずかしながら何度もそういう状態に陥った。
backlog、trelloにはいつもタスクが山積みである。
そんな自分であるが、タスク管理や時間管理の本を読んで実践してきた中で、効果があったことを紹介させていただく。現在進行系で課題にぶち当たっているモノから、少しでも何かの参考になれば幸いである。
結論、現状を打破する魔法の3ステップは、以下である。
1.今すぐ今日やるべき仕事の範囲を明確にして、
2.その仕事に着手して(時間を取って)、
3.終わるまでやる(他の仕事をしない)
これが出来た人だけが、今日やるべき仕事を終わらせることができる。
そんなことかと思われた方は、今日やるべきことが終わっていますか?
3ステップには大切なエッセンスが詰まっている。
1.今すぐ今日やるべき仕事の範囲を明確にして、
今日のやるべき仕事の作業量を明確にしている人は、どれだけいるだろうか。
そもそも今日やるべき作業量がわかっていないと、終わった、終わらなかったは何を持って判断しているのだろうか。どう頑張っても終わらない量の仕事であれば、それは今日やるべき仕事ではなく、明日やるべき仕事になる。
タスクを分解して、今日終わらす作業量に調整しよう。
2.その仕事に着手して(時間を取って)、
今日やるべき仕事に着手できた人は、どれだけいるだろうか。
(今日やるべき仕事より)優先順位が低いタスクに手をつけていないだろうか。始められていない人は、まずは始めよう。
3.終わるまでやる(他の仕事をしない)
今日のやるべき仕事に、見積もった時間分の作業をできた人は、どれだけいるだろうか。差し込みのタスクはたくさん生まれるだろうが、それは(今日やるべき仕事より)優先順位が低いタスクではないか?
今日のやるべき仕事以外は、明日以降にやるタスクになる。
最近これに近い感覚を覚えたアニメを見た。
十二大戦 第十話 「虎は死んで皮を残す」
https://www.happyon.jp/juni-taisen-zodiac-war
その中の1シーンから、
正しい事を「しなくていい」理由はいくらでもある。
迷う材料は山ほどあるし、不安材料は売るほどある。
人のせいにするのもいいし、社会のせいにするのもいいだろう。
時代のせいにだって、運のせいにだってできる。
だが、正しい事を「していない」人間は、
「できない」のではなく、「やらないだけ」だということも自認すべきだがね。
君もまったく無理に正しい事をしなくていいが、
それは「できない」訳ではなく
「やらない」事を選んだのだということをゆめゆめ忘れぬことだ。
正しき者は皆、
1、「する」と決めて
2、「する」。
きちんと段階を踏むことだ。
1の段階にいながらにして、2を悩むのは愚の骨頂だね。
「当たり前のことを当たり前にやる」これが結構難しい。