【Minecraft】Rconでサーバーにアクセスする
マイクラサーバーに外部からアクセスし、コマンドを実行しているプロトコルとしてRconというものがあります。
今回はそのプロトコルを使っていきたいと思います。
動作環境
軽量化のためPaperMCを使用しますが、それ以外にもSpigotやBukkit、公式サーバーでも動作すると思います。
server.propertiesを編集する
サーバーでRcon使用を許可する必要があります。
許可には、そもそも使用許可に加え、パスワード、ポートの指定が必要です。
それぞれのパラメータを自分の環境に合わせて入力してください。
rcon.port=25575 // Rcon接続ポート
enable-rcon=true // Rconの使用許可
rcon.password=passwd // Rcon接続パスワード
ポート開放する
VPSなどの別ネットワーク(WAN)を経由してサーバーに接続する場合はポート開放が必要です。(ローカルや同じネットワーク内からアクセスする場合はポート開放は必要ありません。)
それぞれルータやOS上で上記で指定したポートを開放しましょう。
mcrconを使う
ここまでこればRconを使用するサーバー機側の設定は終了です。ここからは実際にRcon接続するソフトウェアを使用していきます。
今回はTiiffi/mcrconを使用させていただきます。GithubのREADMEに使用方法は説明されているため、参考しながら本環境で動作させていきます。
初めにbuildから行いましょう。Githubで書かれている通りに動作を行います。(makeを使用するため実行するubuntuなどUnix環境が推奨です)
buildが完了すると作業ディレクトリ(mcrcon)にmcrconファイルが作られるためそちらの実行していきます。
実行するうえでserver.propertiesで指定したポートやパスワードを指定します。
今回はローカルかつポートもデフォルトのため指定する必要はありませんが、指定して端末モードに入ってみます。
mcrcon -H localhost -P 25575 -p passwd -t
これで端末モードに入れました。
この状態でコマンド(ex: list)など実行してみると上手に実行されると思います。
以上!