【Minecraft】rcloneでGoogleDriveにワールドをバックアップをする
動作環境
OS: ubuntu
Minecraft 1.19.2 Server : papermc(今回は関係ありません)
rclone version1.61
rcloneとは?
rcloneはクラウド上のファイルを管理するコマンドラインプログラムです。Linux上で動作します。
事前に管理するクラウドを設定しておくと、任意にローカルファイルをリモートにコピーなどできます。
初期設定 rclone
rcloneを導入していきます。
今回はaptでインストールはせずに、直接公式からとってきます。aptではversion1.50しか取れず、google driveの検証がうまくできません。
# ↓公式推奨の導入方法
sudo -v ; curl https://rclone.org/install.sh | sudo bash
# ↓うまくいかない時は
wget https://rclone.org/install.sh
./install.sh
これでrcloneが導入できたはずです。
次にGoogle Driveを利用するための設定を行っていきます。
今回はここを参考にさせていただきながら導入していきます。(versionが古いようで若干初期設定の項目が違う)
特に、Google Drive APIの取得はとても丁寧に解説されていますので、とても参考になると思います。
ワールドデータをzip化する
次のGoogle Driveに上げる前にワールドをzip化しましょう。
papermcのワールドデータはserver.jarと同じディレクトリのworldフォルダです。
zip -r -u backup.zip ./world
オプションにuをつけておくことで二回目以降も上手に動作します。
backup.zipがバックアップされたワールドデータです。
Google Driveにアップロード
rcloneでname(クラウドの名前)をgdとした前提で、さきほどのワールドデータをアップロードします。
backup.zipがあるディレクトリで下記を実行します。
rclone copy backup.zip gd:/world_backup
処理に多少時間がかかります。
これでめでたくアップロード完了です。
いつ実行すればいいの?
先ほどのでzip化 -> アップロードの手順は踏めましたが、一度実行しただけではその時点のワールドしかバックアップがとれていません。
そのため、サーバー終了時やサーバー起動時に実行することをおすすめします。
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