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子連れ旅行にいくときの親の心がまえが実はいちばん大事だった

生後1ヶ月から旅を通して
より多くの方に子連れ旅の素晴らしさについて発信してきました。


お陰さまでたくさんの相談を毎日受ける中
いちばん多くの相談は、治安についての質問、次に旅費やお得に旅することに関してよく聞かれる。

しかしながらいちばん大事なことはそこじゃないとわたしは常に思っています。


わたしが子連れ旅行で
いちばん大事だと思うことは

【こどもの自主性】です

つまり
自分でなにかを成し遂げようとする気持ちを大事にしています。

具体的な例をあげて説明しますね。

最初にお伝えしますが、
この例は0歳のこどもには通用しません。
なぜならことばで伝えることが困難だから。

ただ、お母さん、お父さん

いま0歳児を育てているなら
いずれ1歳、2歳と大きくなるので
ぜひ将来の参考にしてくださいね。

まずはこれ。

【こどもの旅の持ちもの】
わたしは娘が2歳のときから
自分のものは自分で用意する習慣を日頃から意識していました。

具体的に言うと洋服やリュックの中身を
自分で準備させていました。

ハンガーを3色用意し、こども用のハンガーラックを買う。

3色のハンガー
1つは肌着
2つめは上着
3つめはボトムス

自分で選べるように
ピンク、きいろ、あおからひとつづつ選ぶんだよ

と教えました。

パンツと靴下はハンガーの下にボックスを置いて洗濯したのをぽいぽいいれるだけ。

根っからのズボラな性格なので、こども服は洗濯し干すときに指定のハンガーの色にかけ、乾いたらハンガーラックに戻すだけ。

こどもの性格にもよりますが、娘は2歳から毎日自ら着替え、保育園の準備も「ピンク、きいろ、あおから1つずつ」と教えてたので着替えも自分で選んでいました。

それが旅をするときにも
とても役立つとは知らずにやっていた習慣。
旅のときは日数により準備する服が異なりますが、だいたい着ている服+2枚+パジャマがワンセット。

旅の前に、「こんかいは2セットじゅんびしてください」と伝えると

「はい、わかりました!」
と自分の好きな洋服を詰めます。
おもちゃも好きなものを好きなだけもたせます。
ただし、ひとつだけ条件を与えてました。

【必ずリュックは自分でもつこと】

この条件を与えれば
おもちゃが重すぎて持てなかったときは
わたしにヘルプを求めます。
「つぎからはもっとかるいのにする!」と
自ら言うようになり、考えながらリュックに詰めるようになりました。

まだ2歳のこどもがここまでできるのか?
と親であるわたしが一番驚いたのは言うまでもありません。

自分で考え行動する力は2歳にも備わっていました。

だからお母さん、お父さん。
こどもができないだろう、ムリだろうと決めつけるのは今日でおしまいにしてください。

ひとつでいい。
まずは靴下やパンツだけを選ぶところから。

ひとつひとつの工程があり
失敗や成功体験を繰り返し
人は成長します。

しかしそれを妨げるのは
親の助けでもあるんです。

大変です。
すごく大変です。
忍耐が必要です。
すごく必要です。

こどもにやらせたら時間がかかります。
服選びに1時間かかることもあります。

耐えるのです!
耐えて、耐えて
自ら選べたことを
褒めちぎる。

こどもは親が喜ぶ姿をみると
もっと喜ぶ顔がみたいなと
素直に思うのです。

だから選べたときは
手を止めて
顔を見てお話してくださいね。(ここ重要)

子連れ旅にでると心配事が増えます。
気持ちはとてもわかります。

ただ、親が心配してる以上にこどもは成長しています。心配の種をひとつでも減らすには
こどもの自主性を伸ばすことも考えてはいかがでしょうか。

全ての洋服、持ちものは親が用意する必要はありません。我が家は帰ってからも荷物の片付けを自分の分は自分で!と教えてます。

ものの5分で片付けは終わります。

全てを背負わないで。

6歳になった今は旅の決定権は
娘にもあると思っているので
ふたりで話し合いながらルートやホテル選びを楽しんでいます。


最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。こどもは10人10色。
みんな違うのは当たり前。
みんな違ってみんないいんです。

他人と比べる必要もないし
準備が苦手なこどもだって絶対いる。

そしたら何が得意かな?
なにか任せられることはないかな?
と考えてみましょう。

車のおもちゃが大好きなら
旅の車選びや、車持ち係さんに
任命しましょう!

小さな責任を与え、遂行できたときには
多いに褒める!

親として治安やお得以上に大切なことは
日頃からのこどもとの接し方なのかもしれませんね。

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かか@子連れ世界一周
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