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阪神淡路大震災30年目

今日1月17日は、阪神淡路大震災発生から30年目になります。

当時、私は大学生で、運悪くインフルエンザに罹患して寝込んでいましたが、朦朧とした意識の中で、テレビから流れてくるアナウンサーの声に現実感を感じず、あぁ、これ、悪い夢を見ているんだなぁと思っていました。

アナウンサー「死者1,000人・・・死者2,000人・・・!」

(今の日本で死者1,000人とかありえんでしょ?2年前の奥尻島の地震で200人も死者が出たのは衝撃的だったけど、場所は神戸のほうでしょ?・・・駄目だ・・・熱で頭がぼーっとしている・・・)

6,000人以上の死者を出した戦後未曾有の大震災、その戦慄は凄まじいものがありました。大学の友人たちも何人かボランティア活動で神戸へ行きましたが、私は生活のためのアルバイトがあり参加できませんでした。

二か月後にオウム真理教による地下鉄サリン事件が発生し、阪神淡路大震災の報道は首都圏では少なくなりました。

6年後、私は転職して大阪に配属になりましたが、同僚の方々からは震災の時の話を多く聞きました。自転車を駆使して移動をしたり、炊き出しの手伝いをしたり、亡くなられた同僚やその家族のケアなど、阪神地区の方々のご苦労話は枚挙に暇なしでした。

改めまして阪神淡路大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、復興に尽力された皆様のご苦労を心より崇敬いたします。



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