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きょうだい児支援|“かかりつけお兄さん・お姉さん”について【後半】

皆さん、いつもありがとうございます!
一般社団法人ari代表の小川泰佑です。
この記事は前半の記事の続きになっております。

まだお読みではないという方は、ぜひ前半の記事からご覧ください♪

それでは後半の記事では、

  • なぜ私たちはきょうだい児支援を行うのか?

  • どんな未来を実現したいのか?

この2点についてお話します!どうぞお付き合いください!


なぜ私たちはきょうだい児支援を行うのか?

始まりは、きょうだい児との出会い

”生活に寄り添いたい”という想いが強い僕は、日常生活そのものを支える在宅医療に興味関心を寄せていました。
そして高齢者の訪問診療を見学していた際、現場の医療従事者の方に医療的ケア児という存在を教えてもらいました。

医療的ケア児とは、厚生労働省の定義によると

医療的ケア児とは、医学の進歩を背景として、NICU(新生児特定集中治療室)等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが日常的に必要な児童のこと。

https://www.mhlw.go.jp/content/000981371.pdf

とのことです。
当時何も知らなかった僕は、医療的ケア児への訪問診療に同行したいと思い、宮城県内で唯一の小児専門の在宅診療医の先生に連絡しました。

快く受け入れていただいた、あおぞら診療所 ほっこり仙台の先生


その先生は、医療的ケア児だけではなく、その周りの家族や支援者、国や県の支援制度まで、たくさんのことを教えて頂きました。

そして、医療的ケア児への訪問診療の同行中に、きょうだい児(病気や障がいをもつ兄弟や姉妹がいる子どものこと)であるA君と出会いました。

そのA君は、僕の訪問を毎回心待ちにしてくれて、僕もA君に応えたいという気持ちが次第に強くなっていきました。

医師免許を持たない自分に、いや、むしろ医師ではない自分だからこそ、A君はこんなにも喜んでくれるのだと気付いた時、僕はA君のようなきょうだい児が心から喜ぶ事業を立ち上げようと決意しました。

それからA君や保護者の方、きょうだい児や医療的ケア児に関わる医療福祉機関様に1年間以上ヒアリングを行いました。

そして誕生したのが、かかりつけお兄さん・お姉さんです。

どんな未来を実現したいのか?

私たちは、かかりつけお兄さんお姉さんを通じて

きょうだい児が安心してありのままに過ごせる社会

を実現します。

このきょうだい児支援を通じて、子ども1人1人が自分らしい生き方を実現できるよう、私たちは子どもと精一杯向き合います。

私たちのきょうだい児支援にご関心のある方は、下記のお問い合わせからぜひご連絡ください。
これからよろしくお願いいたします!

ご一読、本当にありがとうございました!
一般社団法人ari代表理事 小川泰佑

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