物置小屋つくり 1
小屋は作ったことがないので
まず、試しに物置をつくってみようと。
町の金物屋さんが閉店セールなるもをして、SALEなんぞみたことない波板も50%~90%OFFで、がぜんやる気がでた。
お金の力って、すごいっ。
昔、そこの金物屋さんを応援してみようと、
ホームセンターより高いとなぁとはおもいつつも、鎌やら生活用品を買ったことがあった。
そんなこんなでこんなにお得なSALEをしれるとは。
つながもすごいな。うれし!
でも、てっきり夫婦でがんばっている金物屋さんかとおもいきや、
じつは 他の町に店舗があって、夫婦ではなくて、会社の社員と雇われているおばちゃんであったと知って、なんだか若干複雑な気もしたけれども、
町に金物屋さんがある時代を味わったのでよいことと。
*****
物置小屋は薪置き場だったところにつくることにした。
写真は薪を移動した後の土台。
枝に枝を組み合わせてつくった土台。
適当な性格が伝わると思う。
これでもりっぱに役割をはたしてくれたのでした。
写真は撮り忘れたので、同じ感じの適当さで薪をつんだ写真を。
すごいぐにゃぐにゃの土台。
薪を並べていくとなんだか、
まっずぐな土台に思えてくるのが不思議。
この後、背丈くらいまでつんで、
半年くらいたったけれども意外とまだもっている。
土台の木がぐにゃぐにゃしているから、
薪積みはゲームの実践版みたいな気分。
けっこう好き。
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基礎になる土台は、試しにと、コンクリを固めてつくってみた。
ほんとうは砂を混ぜたりするんだけれども、
適当にやったもので、知らずに固めてしまった。
前に、台所のお玉なんかを掛ける台をつくった時、
コンクリだけでやってみたことがって、
けっこう気にいったのだ。
コンクリは使えるではないか!と思ったことがあった。
コンクリに裏山の木をさしてかためてみたものを台にして
いろいろつるせるようにした。
*****
台所の小物土台なら、コンクリでもいいけど、
さすがに物置では適当に作ったコンクリ土台は負荷の軽そうな場所へ。
作った土台と家にあった土台、そして、地元のお店で閉店セールだ安かった土台。
ちゃんとした基礎を周りに。
適当な私の作った土台はわれたりするのかな。
実験と思ってそのまま使ってみた。
土台の上の木は、昔もらったコウヤマキ。
皮をむいて放置していたものがあったので、それを使ってみた。
水に強いことは強いらしいけれども、
大丈夫なんかいな。
まあ なんでも 試しに。
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水平をとるのは
昔からやられているやり方の水盛りというやり方。
しくみは
例えば、
水のはいったバケツが2つあって
両方の水面の高さを同じにしたいとき。
水を満たしたホースを用意する。
ホースに空気がはいらないようにしっかり
もって、
ホースの両端を2つのバケツにの水中に入れる。
そうすると、
水面が高いバケツの水は、
低いほうのバケツに動く。
2つのバケツの水面の高さが同じになったら
水は動かなくなる。
この原理を使って
水平をみる。
水を入れる容器と
透明のホース。
ホースを水平をみたい場所に移動して、
印をつけていく。
最初はこれで大丈夫かいな、って思うけど、
そう、原理は変わらぬ!
大丈夫なのです。
むしろ印をつけた後にその長さでちゃんと切れるかとかのほうが問題。
そうして切ったコウヤマキ。
写真だと、水平にあまりみえない気がするけど、
水平器を置くと水平。
人間も目なんて そんなもんじゃ。
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土台ができたら、パレットを。
フォークリフトの下のあの土台につかわれるもの。
いらなくなると、くれたりするんですね。
しらんかった。
ホームセンターで一枚100円だったり
無料でいただけたり。
こんなん、いくらでももらいたくなっちゃう。
なんなら、いつも適当になっちゃう薪置き場の土台にしたいわ。。。
サイズがいろいろだから、正方形っぽくするのが大変ではあったけれども、
置けば完成。
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そして床。
コンパネは買ったものと、
周りの茶色の部分は 家の床を張り替えたときにでた、少しきれいだったもの。(後でもらったアドバイスによると、コンパネ買うくらいなら、少しくらいの値段の差だし、無垢の板のほうがずっと長持ちでよいらしい。)
壁もパレットで。
L字金具で固定。
L字金具は、閉店セールで1個8円!
10個使ってパレットをとめた。
80円で固定された壁。耐えてくれるかな。
パレットをおいた後に、長野でも災害がおきてしまった雨の時期に入ってしまい、しばらくお休み。
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上にもパレットを重ねるとはどうも不安だったので、
(素人作業、自分の作業は信じられん、ということで下に重みをかけたかった。)
上の部分はいわゆる普通の材料を買って使うことにした。
パレットのサイズもバラバラで
なんだかいろいろ苦労したけれども、
なんとなく骨組みをたてて。
もともと納屋にあったり、ご近所さんから燃料につかう? ともらった廃材ももしかして使えるかなと、
ごしごしと。
使えないとしても 燃料にもできて、
その灰はせっけん替わりにも使えるし、
畑にまいて肥料のようにもできる。
木ってあらためて すごいな。
そして そういう生活様式を捨てさってきた 現代社会も
挑戦的である意味すごいな。
私的には、そういう知識をなくしてこれから生き延びるってなるほうが、
むしろ怖いくらい。
だから、いろいろと自分でやってみたくなるのかもしれん。
ぼわんと 感慨にふけったりしてみる。
そして また 今日も雨ざーざー。
仕上げは もう少し先になりそう。
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