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種取り

きゅうりの種ができてきた。
来年植えるためのきゅうり。
だんだんと冬の朝を思い出すこの時期、
枯れかけたきゅうりの葉っぱが
重たそうに大きな実をなんとか支えている。

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このきゅうりも
昨年、ここで育ったきゅうりの種からうまれたもの。

実る時期の最後のほうになったもの中から
元気にそだったきゅうりを選ぶ。



黄色くなったら収穫し

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洗って種を出して 乾かす。

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このコンパクトな中に
未来がつまっているなんて
なんていうことだろう!

いぼいぼの四葉(スーヨー)という品種。
今年もたくさんたくさんいただきました。

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去年の秋にまいたにんじん。冬の間の貴重なお野菜として
少しづついただいて。


春になって堅くなっちゃう前に、掘り起こし。

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種にしようにと残していたものに
つぼみができてきて

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だんだんと

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だんだんと!

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そして
ぼーんと咲き誇って。

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ちっこい虫が集まったりしながら。

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種ができる。

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キアゲハの幼虫も育てあげたにんじん。

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1mくらいになる。

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ひと株のにんじん。
なんとがんばってきた根っこだこと!

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一生を終えたにんじんのことを考えると、
壮大な景色にみえてくる。
並べて天日干しに。

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にんじんの種はひっつきむしで
花に少し触っただけでこうなる。

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こうして こうして
次回のにんじんが食べられる 準備ができるのです。

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ほうれんそうも。

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昨年のいんげんとへちまも。

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無事にめぐりめぐって!
今年できたいんげん。

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へちまは買った種もあったから
この写真のへちまがきょねんの子孫だかはわからん。
遠い国で育った親の子供かもしれん。

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しゅんぎく。

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そしてこちらは三年前の種から生まれたモロコシ。

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歯抜けの原始的なトウモロコシができた。
栄養のない土地で
がんばってみのってくれた。

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けっこうあまくて 
もちもちしていて 
意外とおいしい。

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種ではなくて 
勝手に生えてきてくれるものももちろんある。

種取りよりずっと楽ちんだけれども、
畑の中で、ちゃんと発見してやらないと、耕してしまう。

紫蘇も

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赤紫蘇も

※ 梅干し&ゆかり の記事 
  https://note.com/kakaposoap/n/n975ba370bdd1

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そして トマトも。
去年、そういえば、ここに ミニトマトが一粒おちていたのをみた。

そのままにしていたら、今年生えてきた。

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どわーっと 密集してはえてきた。
あえて そのまま放置してみたら、
だんだんとつよいのだけ生き残って
実をつけた。


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そして 生ごみのジャガイモの皮からうまれた 
ジャガイモ。

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昨年たくさんいただいて食べたゆず??? だと思う。
長野の冬を越えられるかな???

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こぼれ種にまかせると、
ちゃんと時期を察知してでてきてくれる。

うちは標高も高いので、
ネットなんかで調べたりして植えると、はやすぎたりする。

だから、オンライン情報よりも  
種が勝手にでてきてくれるほうが 
むしろずっと頼りがいがあるのです。

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