夏至 いきもの
わたしが記録をしていない間に
すっかりと進んでしまった季節。
もはや、とりきれないので抜粋記録となってしまいました。
生きもはどんどん動いていて、
今の私には記録がおいつかない。
きっと何年、何十年もかかってやっと、
なんとなくわかるんだろう。
生き物の世界。
名前もなかなか覚えられないから、
時々タグを作る。
そして洗面台に植物は飾って、観察してみる。
と、ようやく、少し覚えてくれる私の頭。
外には
あいかわらず、かわいいホウジロ。ほっちゃん。
子育ての時期だけ捕まえるという虫! なにかの幼虫を加えている。
写真はとれなかったけれども、
やぶの中に子供もいて
親鳥がずっと近くで付き添いながら会話をしていた。
私が近づくと、
「なんかきた!!!」(多分)
と。
でもそうっとそのままにしていると、
「とりあえず、大丈夫みたい。」(多分)
と、また声が戻る。
ホオジロファミリー。
母さんも虫を加えている。
ほっちゃんはたべるのか。
大量発生の毛虫。マイマイガ。
嫌がる人が大半だけれども
けっこう模様がかわいい。
家の壁に目をやると
産卵管のながーい 虫。
ウマノオバチのメス っぽい。
この長い産卵管を木の中に差し込んで、
シロスジカミキリなどの幼虫に卵を産みつけるらしい。
しかし
この産卵管がどこかにひっかかったりしないのかと、
見ているこちらがヒヤヒヤする。
進化、すごいな。
植物も着々と生活を進めています。
花がさいて気が付く、ナンテンハギ。
今年はようやくちゃんと場所を覚えました!
来年は新芽を食べてみたいと思います。
前の住人が植えたのかな?
紫ランも でてくる。
ドクダミは摘み時です。
咲く前のこの質感がたまらん。
頭の上にはオニグルミ。
写真だとちいさくてわかりにくいけれども、
アメリカシロヒトリと思われる蛾が
産卵しようと木のまわりをヒラヒラまっている。
今年は蛾にまけずに、がんばれ くるみ!
でもその前に、
こんなにおいしいそうだと、
きっとすぐにリスがやってくるんだろう。
今年は口に入るかな。
サンショウの実も立派に!
こちらも摘み時です。
とるのが間に合わなかったら、
実が熟して赤くなってからも楽しめるので、
ほんとうありがたや。
大好き山椒!
ニガイチゴもあと少しで食べられそう。
ウワミズザクラの実もなっている。
越後では アンニンゴ(名前の由来は杏仁の香りからきているそう)と呼ばれ、塩漬けなどにされるとか。
食べてみた。
苦い。。。
杏仁の香はすごく遠くにあるかんじだった。
天ぷらにもしてみたが、苦くて堅い。
もしかしたら、少し時期が遅かったのかも。
越後のほうの直売所で売っている「アンニンゴの塩漬け」の写真をみてみると、私がとったのよりも、実がちいさく、柔らかそう。
そして葉もまだ小さく見える。
来年もう一度とってみよう。
もう少し実が熟せば、果樹酒にもできるけれども、
わたしはあまり甘いお酒をのまないから、
パン種につかえるかなぁ~
とうっすら思い描いている。
季節の食べ物は
少し時期を逃すと来年だったりする。
それもまた
わくわくを増やすポイントなんだろな。