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潜在ニーズの深掘りが日常生活で役立っているという話
どうも、カカオルです。
以前、『「苦手なこと」の多い私がライター業で気をつけている3つのこと』を投稿させて頂きました。
会社で仕事を続けるなかで、苦手なことは創意工夫し、その過程で得たノウハウを「気をつけること」としてライター業に活かしているというお話です。
反対に、ライター業を続けてきたことで、思わぬ効果と言いますか、役に立っていることもあります。
それが『潜在ニーズの深堀り』です。
人が自覚している部分のニーズが『顕在ニーズ』で、本人も自覚していない深層心理で本音ともいえる部分のニーズが『潜在ニーズ』』です。
通常記事コンテンツを執筆する際、設定されたキーワードに基づき、顕在ニーズと潜在ニーズの深掘りをしますが、これをやるようになって、人間関係がスムーズになってきた気がするのです。
今回はこの「潜在ニーズの深掘り」が思わぬ効果をもたらしたお話をしたいと思います。
潜在ニーズの深堀りがもたらした意外な効果
私はあまり人の気持ちが分かりにくい特性があるのか、悪気はないのですが、的外れなことを言ったりして人を困らせたり、怒らせたりすることがあります。
このせいで、幼いころから辛い思いや悩み多き日々を過ごしてきました。
しかしライターになってからは、潜在ニーズの深掘りが習慣化し、人の心理がわかるようになってきたためか、徐々に改善されてきたように思います。
先日もこんなことがありました。
小さい子供のいる職場の同僚が、空気清浄機を今より性能の良いものに変えたいというのです。今使っているものは問題なく動いているのに変えたい理由を聞いたところ、「もっと良いやつのほうがよく効くのかなと思って。」とのこと。
しかし理由はもっと深いところにあったのです。ワンオペでの家事や育児ストレスから、花粉症などのアレルギー症状が酷くなり、空気清浄機を変えた方が良いかも、という発想になっていたのでした。
ライターになる前でしたら、ここで「えっ、壊れてもいないのに買うの? 」みたいな、不用意というか失言というか、そんなことを言ってしまっていたと思います。
しかし今では、なぜそう考えるのか? をまず考えます。
まだ動く空気清浄機があるのにそれを変えたいという心理って何だ? という疑問から、その人の背景を考え、深掘りしてみるのです。
そして今回の場合は、とりあえず空気清浄機を変える前に、市役所や子育て支援室を利用してみては、とさらっと投げかけてみました。あくまでも押し付けがましくならないように、さらっとです。
同僚は驚いた様子でしたが、「ありがとう」と言ってくれました。
とりあえず、気分を害することはなかったようです。
深掘りするときの注意
こうしたことは、普通の人であれば「気遣い」として難なく出来ることなのかもしれません。
しかし私のように、人の気持ちを推し量ることが苦手なタイプには、「潜在ニーズの深掘り」は人を不快にさせないための解決策とも言えるのではないかと思うのです。
ただし、気をつけたいのは考えたことをすぐに口にしないことです。
誰でも心の中の『本音』の部分はどストレートに言われたくはないですからね。
とりあえず人と会話する時はすぐに反応せず、一旦考えてから言葉を選んで発言する。
これ、とっても大切だと思います。
ライター業は役に立つ
今回は、「潜在ニーズの深掘りが日常生活で役立っている」というお話をさせて頂きました。
潜在ニーズの深掘りは意外なところで効果を発揮する、これは本当に驚きでした。
人の心理を知るきっかけにもなるライティングをこれからも学びつつ、書き続けたいと思っている今日この頃です。