フルタイム勤務で中1英語やり直しで2級と準1級に合格した時にやったこと【自己紹介】
こんにちは!英語講師 笹倉ゆみえと申します。
私は育休中に思い立ってやり直し英語を勉強しなおし、英検2級から、3年かけて1級まで取得しました。
現在は自宅でオンライン英語講師をしております。
noteを始めましたので自己紹介を兼ねて、英語講師になる前に、中1英語を学びなおして2級、準1級に合格するまでにやったことを記していきたいと思います。
中1英語も怪しい39歳
次女の育休中に、「憧れだった英語をこのまま終わらせるわけにはいかない!」と急に思い立ち、英語をしっかり勉強して話せるようになりたいと
やり直し英語を始めました。
偶然にも、英語講師をしている大学時代の友人が英語のオンラインレッスンを始めたのでまずは基礎文法をみっちり勉強しました。
その頃の私は中学英語も怪しく、なんちゃって英語でフィリピン人のオンラインレッスンを受けたりしていましたが、いまいちわかっていないので、上達しませんでした。そこでまずは「文法」をしっかり勉強することに決めました。
例えば、名詞を修飾する時に、
形容詞 + 名詞 (blue sky や pretty girl) なら読めるのに、
名詞 + to 不定詞の「to 不定詞の形容詞的用法」で書かれていると、
スッと読めなくて、いつも混乱していました。
次のような英文ですね。
あなたはすぐに読めますか?
I have a lot of homework to do tonight.
She needs a friend to talk to about her problems.
He found a good place to relax during the weekend.
There are many things to see in Kyoto.
The teacher gave us some books to read during the holiday.
それぞれの訳を載せておきますね。
I have a lot of homework to do tonight.
→ 「私は今夜やるべきたくさんの宿題があります。」
She needs a friend to talk to about her problems.
→ 「彼女には自分の悩みを話す友達が必要です。」
He found a good place to relax during the weekend.
→ 「彼は週末にリラックスするのに良い場所を見つけました。」
There are many things to see in Kyoto.
→「京都には見るべきものがたくさんあります。」
The teacher gave us some books to read during the holiday.
→ 「先生は私たちに休暇中に読むための本を何冊かくれました。」
こんな感じの英文が読めなかったのですが、
文法を勉強し予想問題集や過去問で鍛えていったところ、
スラスラと読めるようになりました。
文法がわかれば読める
大事なのは「文法」です。
「文法」は「語順」の事ですね。
まずは、5文型と時制、冠詞と名詞の関係をみっちり勉強しました。
他にも、「助動詞 + have 過去分詞」の形もこの時しっかり復習しました。
主に次の5つです。
(かもしれないな~を弱く言ったり強く言ったりするやつと覚えました)
1.could have+過去分詞
意味: 「~することができたのに(実際にはしなかった)」
例文: I could have helped you if I had known about your problem.
(君の問題について知っていたら助けることができたのに。)
2.should have+過去分詞
意味: 「~すべきだったのに(実際にはしなかった)」
例文: You should have studied harder for the exam.
(試験のためにもっと一生懸命勉強すべきだったのに。)
3.might have+過去分詞
意味: 「~だったかもしれない(推量)」
例文: She might have forgotten about the meeting.
(彼女は会議のことを忘れたかもしれない。)
4.must have+過去分詞
意味: 「~だったに違いない(確信)」
例文: He must have been tired after working all day.
(彼は一日中働いて、疲れていたに違いない。)
5.would have+過去分詞
意味: 「~だっただろう(仮定法過去完了)」
例文: I would have gone to the party if I had been invited.
(招待されていたらパーティーに行っただろう。)
他にも忘れている文法がたくさんあったので、集中して勉強しました。
この部分の理解をおろそかにしていると、準1級、そして1級を受験するときにもっとわからなくなってしまいます。
久しぶりに英検受験される方は、基礎文法もしっかり復習することをお勧めします!
2級に合格し準1級を目指すフルタイムママ
中学文法を半年ほどみっちり勉強した私は、2級を受験し一発合格。
友人でもある師匠に伝えたところ、「2級は大人ならすぐ受かるよ」と言われそれなら準1級を受けてみよう!と思い立ちました。
そこから単語と格闘する日々。
2級を取得した当時、育休を終え派遣社員としてフルタイムで貿易事務をしていました。
主に、中国や東南アジア、アメリカなどでした。
周りの社員たちは英語、もしくは中国ができるのがデフォルトでドイツ語やタイ語がペラペラな方もいました。
しかもその会社では、一見うだつの上がらなそうな課長クラスの方も、英語や中国語が堪能な方ばかりでした。そんな環境にいると「私も頑張って英検準1級取ってみようかな」とやる気になってきました。
準1級の勉強で使った単語帳は「でる順パス単」と「DUO3.0」です。
現在は「でる準パス単」は改訂されて収録単語数が減ってしまいました。
代わりにジャパンタイムス「単熟語EX」の方が現行の英検対策には適していると言われています。
英検に限らず、英語を習得しようと思ったら「単語学習」は欠かせません。
何よりもまずは「単語」を覚えてからでないと始まりません。
私は「でる順パス単」と「DUO3.0」のみを使って単語を覚えました。
もちろん過去問や予想問題集なども使って出会った単語はとりあえず全部覚えよう、という気持ちで取り組みました。
準1級の対策では、「単語」「長文読解」に加えて「英作文」をものすごく練習しました。
2級に比べて、求められる語数も増えますし、構成も一歩踏み込んだ内容を書いていかないと高得点が望めません。
作文に関しては本当に大事なので、別記事で書いていきたいと思います。
特にフルタイムで働きながらの勉強だったので、朝の10分、通勤時間、昼休み、夜子どもの寝かしつけが終わってから・・・などありとあらゆるスキマ時間を使って、勉強しました。
そして2級合格の1年後、2019年3月 準1級取得しました。
調子に乗って1級を目指すフルタイムママ
せっかくなので1級にも挑戦するべく
軽い気持ちで「でる準パス単」を買ってみたものの、
あまりの知らない単語の多さに驚きました。
これは大変なことをはじめてしまったな・・・と思いつつも、
どうせここまで来たなら、やってみよう!と腹をくくりました。
1級は簡単ではないと分かっていたので、長期で目標を立てて
勉強を進めていきました。
知らない単語のオンパレードで過去問をやっても全く進まないので
まずは1級単語に慣れることから始めました。
1級はとにかくまずは単語です。
最初の語彙問題からまったく手がつけられないので、単語を知ることから始めました。この単語とのお付き合いには1年くらいかかりました。なにせフルタイム勤務ですし、当時は小学生低学年と年中の子育て、そしてもちろん日々の家事もあります。
まずは単語と仲良くなろう、というコンセプトで毎日通勤時間にパス単の音源を聞いて耳から慣れていく作戦をとりました。
準1級と1級は「英作文対策」をしっかりと
準1級と1級に関しては、単語や長文もしっかり対策することが必要ですが、一番力を入れたのは「英作文」です。
得点が一番大きいですよね。当時は要約問題はなかったので、意見論述一本でライティングのすべてが持っていかれる仕組みですので、英作文は絶対に落とせない部分になります。
英検がリニューアルされて、要約問題と意見論述の2問になりましたが、基本的には英作文は2問で配点が決まってしまうので、どちらにしても英作文対策は必須です。
これからnoteで英作文や長文読解など、英検準1級に合格するためにやったことをどんどんシェアしていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました!