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英検準1級のリスニングが楽に聞こえるまで(効果的な音読方法)


このような方向けのnoteです!
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英検準1級のリスニングが早すぎて聞き取れない
リスニング力を上げたいけどどうやったらいいかわからない
音読しても効果が感じられない
そもそも音読って意味あるの?
音読ってどうやるの?
(3285文字)


英検2級から準1級に挑戦!初期は効率<愚直な努力

私は英検2級から準1級までに1年かかったのですが、当初は最短で合格したかったので、いかに効率よく、無駄なく、早く合格できるか、そればかり考えていました。2級に合格して、無謀にも3ヶ月後に準1級を受験しました。結果は不合格。リスニングとライティングが全然ダメでしたね。
そこで気づいたのは、リスニングやライティングは付け焼刃では太刀打ちできない。全体的に英語力を上げるには、効率よりも愚直な努力が必要なのでは?と思い直し、じっくりコツコツ取り組もうと心を切り替えたのでした。

効率を重視するあまり基礎が置いてきぼりに

働きながら英語の勉強をしていると、やはりどうしても時間の問題、出てきますよね。仕事、子育てや家事もやらなきゃいけないので、どうやって時間を捻出するか、どうやって効率よく勉強するか。とっても大事だと思います。例えば、過去問をダウンロードして、スクリプトを見ながら音源を聞きます。過去問をやるのが一番効果的な方法だし、効率的です。でも、当時の私のようにリスニングの基礎がなってない人が、いくら過去問の音源を聞いても、底上げにはならなかったんです。


ニセの音読ではリスニング力はつかない


リスニングのための音読練習をしていたときに気づいたのですが、音読練習でコツをつかむには、ある程度量をこなさないと、体で覚えません。数回で覚えてしまう人もいると思いますが、私のような日本で生まれ育って普段英語の環境にいない人は、環境を作っていかないといけない。しかも、やみくもにスクリプトを読むだけだと、上達しないんです。やっぱりきちんとした方法で、コツコツの積み重ねが大事なのだわ…と気づいて、初心に戻って練習しました。

こんな風に音読やっていました。これ、あまり効果がない音読です。
①意味を全く理解しないでただ読んでる
 →単なる音の繰り返しは時間がもったいない
②発音をチェックしないで読んでいる
 →自己流のまま読んでいても上達しません。聞こえてくる音が再現できないとリスニング力はつきません。
③速さだけを意識している
 →音読の目的は「音を聞き取れるようになること+聞いて意味が分かること」です。どれだけ早く言えても、英語の語順で理解できていなかったらNGです。
④音源のない英文で練習する
 →上級者の方なら音源なくてもいいですが、初級から中級者のかたは音源がないと、音のガイドがないと練習になりません。

効果的な音読方法

ここで今一度、音読方法のおさらいです。そんなに長い英文でなくても良いので、音源のついている英文を選びます。
効果的な音読方法は
①知らない単語調べ
②英文の意味理解
③音源を聞きながら発音やイントネーションのチェック
④英文を読む(ここを何度も練習)

まず、意味の分からない英文をいくら読んでも理解できないので、おススメしません。単純に音を出す練習よりも、英検準1級レベルの長文を読むためには、英文の構造を理解して、意味も把握したうえで読む方が、断然いいです。
理解しながら音読していくと、英語の語順のまま意味をキャッチしていく練習にもなります。
それと、音読練習の前に、イントネーションやリンキング(連結)、リダクション(音が消えたり弱くなったり)によってどんなふうに聞こえているか調べてください。
そこまでやってから、音読です。
最初はゆっくりでいいので、音源に近づけるように練習です。自分流のカタカナ英語になってないか、チェックしながらです。最終的に、音源と同じスピードで、同じイントネーションで、ものまねのように話せるようになるまで、練習です。


音の変化を知ったら聞こえるようになった

私が英検準1級の勉強を始めた頃は、リスニングが早くて聞き取れない。知らない単語も多いし、長い文章だと全然わからない。スクリプトを見ながら音源を毎日聞いてるのに、あまり聞こえるようにならなかったです。今振り返ってみると、一番の原因は音の変化を知らないことでした。断片的な知識となんとなく覚えた音ならわかる。読んだらわかる。でも音だけになると「???」ハテナが浮かんでました。
例えば「him」「her」などは「ヒム」「ハー」と言ってませんよね。
「them」「there」も「ゼム」「ゼア」と言ってません。そして単語と単語がくっつく音が変化していきます。ますます「はてな?」が増えます。音として聞き取れないんだけれども、文字情報を読むと「take it だったの?!」とか「it is that だったの?!」という、中1英語でさえ聞き取れないということに気づきました。
英語特有のイントネーションやリズムを知らなかったんですね。2級までなら、単語も難しくないので、聞き取ることができたんですが、準1級のリスニングは単語も難しくなって、会話も文章も長くなります。そうすると途中で「〇〇って聞こえたけど、なんだっけ?」と思った瞬間にアウトです。一瞬でも集中が途切れたらその後が聞き取れないので、わからなくってしまいます。

英語喉を知ってからリスニング力あがった

こちらのnoteにも書きましたが、「究極の音読プログラム」〈初級コース〉を使用して練習しました。

それと同時に、英語のイントネーションを勉強していく中で日本語と英語の違いが少しづつ体感できてきたんですね。日本語が平べったい感じがするのに対して、英語はバウンドしているような、ウォンウォンウォンウォンという感じになっていますよね。(語彙力がなくて伝わりづらいかもしれませんが・・・。)
ある日、音読を練習していく中で、youtubeで「英語喉」を知りました。kaz先生という方が「英語は喉ですよ」というお話とともに解説していて、それを聞きながら練習していたら、だんだん英語が聞こえるようになったんです。
決定的だったのが、「イギリス人のユーチューバーの方の日本語を(英語訛りの)そのままマネして、その後英語を聞くと、リスニング力が爆上がりする」というような内容をお話されていて、やってみたら、本当に急に聞こえるようになったんです!これには驚きました。
意味は分からないけど、音としてクリアに聞こえてくるという経験をして、もうびっくりです。今までグニャグニャっと固まって聞こえてきた英語が、サラサラ~っと耳に入ってきたときの感動。本当に、びっくりしました。
早速本屋さんでkaz先生の本を買ってきました。
本では、発音を文字で書いてあるので(当たり前ですけど)、で読んでるだけだと合ってるかわからないと思います。解説しているyoutube動画があるので是非聞きながらやってみてほしいです。


私は車の中でラジオ感覚で聞いているので、オープニングの「えいご♪ のどの♪ じかんです~♪」と口ずさみながら聞いています。youtube面白いですよ。



実際に何度も練習する

英語の勉強全般に言えることですが、本を買ったからと言って英語が上手にはならないです。実際に声に出して練習しないと絶対に上達しませんよね。特に「リスニング力爆上がり!」とか「英語が聞こえるようになる!」系の参考書は、中身は本当に勉強になることばかりですが、普段実際に声に出して毎日練習しないと買った意味がないです。音を文字で説明するのって難しいですし、頭の中でなってる音と実際の英語の音は違いますから、音源を聞いて何回も練習です。たくさん英語勉強のメソッドがあって、どのメソッドを使うかも重要ですが、結局毎日コツコツ練習することが、一番大事だと思います。当たり前のことを頑張る、ですね。
英検準1級は決して遠くありません。綿々と続く努力の末に、合格が見えてきます!頑張りましょう!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!






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