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英検準1級英作文書く時に意外と危ないうっかりミス~その2~

日本人の苦手な冠詞~私も苦手だった~


冠詞混乱しがち

日本語には冠詞に相当する表現がないので、適当に考えがちですが、私がやり直し英語で学び始めた時、冠詞は大事だよ!と言われました。

書く時や話すときも、名詞を言う前に
『a がつくか、the がつくか、はたまた何もつかないか』
『名詞は単数か複数か、誰のものというか』

いちいち考えるように。

そのおかげで、英文を読んでいて冠詞が来ると、一度立ち止まって意味を味わってから読む癖がつきました。
これを読んでいる方は冠詞を理解されていると思いますが復習のために書きます。

不定冠詞


I saw a dog in the park.
「公園で犬を見た。」
a dogは特にこれ、と特定してない。名もなきある一匹の犬。
会話で初めて登場した犬。

定冠詞


The dog was black.
「その犬は黒かった。」
The dogは話題になっている特定の犬。
話し手と聞き手の間で「あの犬ね」とわかる。
または文脈や共有の知識で特定できるもの。

無冠詞


Dogs are popular pets. 
「犬は人気のあるペットだ。」
Dogs は不可算名詞や複数形の名詞が一般的な意味で使われるとき。
「犬」というもの。



実際の英文を読んで感覚を磨く

冠詞については日本人の苦手な文法項目トップ3に入ると思います。(個人的な感想)。でも、我々日本人は学校でさんざん文法習ってきたので、冠詞の概念は知ってるんですよね。説明されたら「そうだったよね~」ってわかるんですが、使いこなすのが難しいです。
日本語でいちいち「その犬」「私の犬」「ある一匹の犬」という時もあるし言わないときもあるし、あいまいですよね。
しかも、ネイティブと会話する機会があって冠詞が抜けても「それってaですか?それともtheですか?」なんて聞いてこないと思います。ネイティブ的には、「?」と感じるかもしれないですがきっとそのまま理解してくれて、スルーですよね。なのでなかなかきちんと練習する機会もないし、苦手のまま…という方が多いのではないでしょうか。私はそうです。

でも英語講師になってからは、そんなことも言っていられないので勉強しています。
英検準1級受けるときも、長文問題や作文の時は冠詞に気を付けました。
具体的には、イメージです。イメージってまた、あいまいな方法だな~と思いますが、理屈で知ってても感覚をつかみたいときは、英文読みながらイメージして読んでます。

友達が「I saw a dog in the park.」と言ってたら、「何の犬かわからないけど一匹の犬を見たんだね」と適当に「犬」を思い浮かべる感じです。
友達が「The dog was black.」と言っていたら、「友達が見た黒い犬」という特定の犬が浮かび上がる、という感じです。

これを英検準1級の長文を使って練習します。とにかく名詞が出てきたら、「a 」なのか「 the」 なのか、はたまた冠詞がないのか、「my」か「their」「some」か「any」か。それぞれに意味・ニュアンスがあるので、時間があるときにじっくり考えながら読んでます。

冠詞と名詞の関係で参考になった本を紹介します!
英検や受験用の参考書とは違うちがう視点で書いてあって面白いです。


英検準1級英作文でよく使う英単語で定冠詞が必要な単語

ちなみに、これらの単語は通常theがつきますので覚えてしまいましょう!

定冠詞が必要な単語
the environment
the music industry
the rich
the internet

※文脈にもよりますのでいちいち確認して書いてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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