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愛着障害の治療〜インテーク〜


先日、愛着障害を専門とした心理教育の施設に行ってきました。

初回にどんなことをしたのかまとめています。

気になる方はよかったら見てみてください。


問診票の記入


医療機関ではないので、問診票というのが正しいのか分かりませんが…困っている症状や出来事、家族構成などを記入しました。

通院している医療機関や診断名、服薬内容も記入します。

全て記入するのに20分程度時間がかかりました。

印象に残っているのは、家族構成を書き"その人に対してどう思っているのか"を書く欄があることです。

ここは自分の思いを素直に書きました。


インテーク


問診票を記入し終えると、担当カウンセラーさんとお話をしました。

まずは生育歴(生まれてからどんなふうに育ってきたか)を中心に聞かれます。

どんな子どもだったか、その時家族や友人とはどんな関係だったか等細かく聞かれました。

暗い過去がある場合は、思い出したり話したりすることが少し辛いかもしれません。

私は話すことで、一般的な家庭とは少し異なる家庭で育ってきたことを再確認しました。

両親とほとんど一緒に暮らしていなかったので、"愛着対象からの分離による愛着障害である"とカウンセラーの方に言われました。

この場合、通常は"不安型愛着障害"と呼ばれます。

また、中には両親と一緒に暮らしていたが、毒親であったり虐待を受けたりして"心や体に傷を負った場合の愛着障害"もあるそうです。(皆さんが思っている愛着障害へのイメージはこちらに近いかもしれません)

この場合、"回避型愛着障害"になるパターンが多いそうです。

しかし、私は母親に対して"強い憎しみ"を今も持っています。

このため、"未解決型愛着障害"も併発していると考えられます。

不安型・回避型・未解決型などを正しく分類し診断するには、専用のチェックシートを行う必要があります。

私の場合はチェックシートを行った経験があったため省略されました。


治療方針の決定


愛着障害の診断ができたら、どんな治療を行うか担当カウンセラーさんと相談します。

人によって様々ですが、カウンセリング専用プログラムの実施があります。

私は別の医療機関でカウンセリングを継続しているので、専用プログラムをお願いしました。

内容はまだよく分かってないのですがワークシートを使って行うものだそうです。

このように、愛着障害の治療はオーダーメイドで行われていきます。


まとめ


初回は90分かけて上記のようなことを行いました。

自分や家族について話したいことはたくさんあったのですが、それは後ほどプログラムを行いながら話していくようです。

正直、このプログラムを受けたからといって必ず改善できる訳ではないので不安もあります。

医療機関ではないため料金も高いですし、治療期間も最短半年〜1年ほどかかります。

しかし、何もしないよりはやった方がいいかなという気持ちで行ってきました。

治療を受けることでこれからの自分に少しでも希望が持てたらいいなと思っています。

今後も治療の様子をまとめて投稿していきますね。

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