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語り手が変わると途端に印象が変わってしまうお話。

日本酒ってどうにも苦手だったんですよねぇ。
大学時代にどこぞの安居酒屋でテキトーな日本酒を注文して

「うわ、なにこれマズ!」

となってから、ずっと。
両親は日本酒が好きで、よく僕に

オトン「呑んでみろよぉ。うめぇぞー」

などとオススメしてくるんですけど、

僕「ほーん」

と流しています。
やはり「マズ!」の経験があってどうにもねぇ。
あと両親は酒を飲み過ぎてるきらいがあり、幼い頃から僕はそれがどうにも好きになれなかったんです。
ヘラヘラしてなんだかなぁ、と。

僕も日本酒以外は呑むし(ベルギービールが好きです)、アルコールが回ると楽しくなりますよ。
でもそういつもいつもはちょっとなぁ…と。
そういうワケで、両親が日本酒をすすめてきても、僕の日本酒に対する印象は良くなるどころか悪くなる一方でした。

つい先日までは…。

今の僕ですか?
日本酒にめっちゃ興味持ってます!

僕の日本酒嫌いの印象を一変させたのがこちらの動画↓

声優の茅野愛衣さんが日本酒を紹介する番組です。
もうね、一変です。
パラダイムシフトです。
こんな番組がYotubeでやっていたとは…!


■語り手が変われば印象がコロッと変わる件について

別に、茅野愛衣さん最高おおおぉぉ!!
なんて言いたいワケではなくて、


語り手が変わると同じ話でも印象はまるで違う


ってことを言いたいのです。

僕の場合だと、過去の「日本酒マズ!」と酒飲みヘラヘラ両親の影響もあって日本酒に対する印象は最悪だったんです。

が、

大好きな声優さんが日本酒を紹介した途端に、

「おぉ、日本酒って美味そうなぁ……」

なんて言いながらググッて調べ始める始末です。


「僕が呑んだ日本酒それ自体が僕の好みに合わなかったということも十分に考えられるよな」

なんて具合に、過去の経験すらも浅慮であったことを反省する。なんじゃそりゃw

自分でも笑ってしまうぐらいに、語り手が変わると同じ内容の話の印象が変わってしまったのです。

頭の中で形作られる「印象」のイイ加減さを考えると、今も僕は笑ってしまいます。

さあて、Amazonで日本酒探し再開すっかー。
飲み比べセットとか良さそう。

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