都市経営プロフェッショナルスクール 『熱海の奇跡』
都市経営プロフェッショナルスクール9期Aグループのオンラインミーティングを受けて、
note投稿に挑戦してる8期のうえにしです。
縁あって今年も関わらせていただいておるのですが、
現役生の皆様に積極的な投稿や発信をお勧めしている立場なので、私も発信していこうというチャレンジ中です。
またまた次のグループミーティングの日が迫っての
ギリギリの投稿ですが、
『熱海の奇跡』を読んで印象に残った箇所について書きたいと思います。
(大分自分のメモっぽいですが、
スクール関係で課題図書読んでた時の感覚で書いてみました。)
大きなビジョンと小さな一歩
ファン→サポーター→プレイヤー
私の図書館に対する姿勢と一緒だなと思いました。
私は大学時代政令指定都市に住んでましたが、本が好きでさほど家から出ない生活をしていました。
帰省したときに地元の図書館の良さに気付き、好きな本が貸出中ばかりで借りられない政令指定都市より、好きな本をリクエストしたら購入してまで用意してくれる図書館がある地元がいいと思って地元で就職することにしました。
最近までただの図書館ファンでしたが、最近は図書館の企画展示に参加したりして図書館サポーターっぽくなってきました。そして、図書館を良くしていくプレイヤーになりたいと思っております。
地方の衰退は、
人口減少よりまちの魅力の低下が問題
まさにその通りと思う記述でした。
最近の人手不足で、最近お話した民間の採用担当の方によると、働いてくれる人を惹きつけるには、待遇だけでなくまち自体の魅力がないと難しいと感じているそう。
誰かがやってくれるわけではない
気づいた人がやるしかない
これも、今めちゃくちゃ刺さる言葉でした。
気づいちゃったから、やるしかないんですよね。そして、多分私しかできる人いないので、やらないといけないと思ってるんですが、なかなか大変です。
人のいない別荘まで含めると
空き家率50%で全国一
熱海は別荘利用などもあって、実質空き家率が50%とのこと。2軒に1軒空き家って、すごい割合。。
でもこれは今後の日本では普通になっていくのかも。
熱海という地名をだれもが知っている
私の地元も、ある置物のおかげで日本全国誰でも知ってくれている地名です。なので、熱海とそういうとこでも似てるよなと思いました。
大きなものやよそのものに頼っている街はもろい。
小さくても地域に根付いた人や事業を作っていかないと、街は数年で一気に廃墟のようになってしまう。
地域内経済循環とか、スクールに入るまではあまり意識したことがありませんでしたが、勉強した今となってはおっしゃる通り❗️と激しく同意です。
そのためにも、自治体職員、とくに産業振興担当の責任って重いよなと思います。
お客さんたちを集める重要な要素は、
街そのものの魅力
街そのものに魅力がないと、1回は来てもらえても、リピートはないよな、とか、そもそも移住者を惹きつけないよなと思いました。
その街独自の魅力がなんなのかの設定も大事だよなと感じます。我が街は。。。なんだろう。。。
ミッション:100年後も豊かな暮らしができる熱海(街)をつくる
ミッションをハッキリ表明できることは非常に大切だと思います。最近特に思います。ここがブレると、その下の施策レベルがガタガタになります。。。
熱海には何もないという言葉
これは地方なら、誰もが聞いている言葉なのではないでしょうか。我が街も、聞こえてくる言葉です。まちに出てみるまでは、私もそう思っていました。
インナープロモーションの大切さがわかる発言ですよね。。
地元の人たちのネガティブなイメージが変わらないと再生なんかありえない
観光は結局、地元の人々が豊かな暮らしをしている街に、それに惹かれて体験したくて観光客が来るってことなんじゃないかと思います。
かくいう私も、海外ではありますがパリが大好きで、その街で暮らすような体験をしたくて、キッチン付きホテルに1週間滞在してマルシェで材料を買って料理して食べたりしたことがあります。
旅行先で観光地とか美術館に行くよりも、スーパーマーケットをくまなく見るのが大好きで、フランス、ドイツ、シンガポール、アメリカ、フィンランド、スウェーデン、台湾、などなど、色んな国でスーパーに入り浸ってました。
街にいる人たちが楽しそうにしている姿こそがまちのディスプレイ
大東市のズンチャッチャ夜市を思い出しました。
ズンチャッチャ夜市に行くと、本当にみんな楽しそうで、自分もめっちゃ楽しめます。
私が海外旅行が好きで、海外のまちに魅力を感じる理由もそこにあるかなって思います。海外の都市で生活している人って本当に楽しそう。
ん?国民性の問題か??
あたみマルシェ 手作り・ローカル・商売としてのチャレンジ
マルシェもやたらとやればいいってもんじゃなくて、狙いがしっかりないといけないということですね。
地元のイベントっぽいものも、これらの観点に気をつけなければ、と思いました。
V字回復の重要な要因となったのが、熱海市の原動力となる政財界のプレイヤーたちの世代交代
まちづくりは政治と経済が切っても切れない関係ですね。
色々たいへんでございます。超実感中。
熱海では上の世代が新しい世代を邪魔するのではなく、むしろバックアップする方向へ力を貸してくれた方々がいたことで、世代交代が上手くいった
私の関係している事業も、若い人の意見を聞かなくては、と言ってくださる役職者の方々がいます。そういう姿勢を見せてくださると、やる気も出るし、人材育成にめっちゃ効果的だし、役職者の方へのリスペクトも増すし、良いこと尽くしだと思います。
いつの時代もこれは大変な話ですよね。
内湯は共同浴場に入るのが一般的だった当時では身分の高い人が泊まるような新しいビジネスモデルだった
内湯が今の時代は当たり前ですが、最初は画期的なサービスだったことを知りました。当時も高価格帯・高付加価値戦略があったってことですね。
たった一人からでも街は変わる、
社会は変わる
市来さんのようなパワフルな方はなかなかいないと思いますが、一人からでも街は変わるというのは実感しています。我が街では10年近く地道に仲間作りからやってきた奴がいて、身体を壊しながらもカムバックし、ついに街を動かそうとしています。
私は微力ながら、その相談役かつ推進部隊ってとこです。
まあ、微力は謙遜ですが🤣
以上、超個人的感想録でした。
今年の課題図書にはなってないと思いますが、
過去には課題図書になっていた良書なので
ぜひ読んでみて、熱海を訪れてみてくださいね。
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