子供のお金教育始めました・3つの箱とは?
学校教育を待たないでどんどん先取りした方が良い分野が、私の中で2つあります。
1つは、英語。
2つめは、金融教育。
英語は基盤がしっかりしてきたので、そろそろお金の教育も。
と思っていたらお正月。
お年玉をいただいたので、これを機に
我が家でもお金の教育を始めました。
我が家は2人の息子がいます。
長男は4歳。
次男は1歳。
長男(4歳)の、お金の教育です。
なぜ早くから始める?
結論、
お金に対しての間違った価値観を、子供に植えつけないためですね。
正しい知識だけではなく、
間違った知識や価値観も、良さそうな風合いで平然と漂っているのが現代社会。
お金に対して、正しい価値観、知識を持ってほしい。
そんな思いから、
長男が4歳の時にお金教育を始めました。
誤った価値観を持つ前に、
なるべく始めた方がいいなという肌感です。
具体的な4歳のお金教育
まず、
いただいたお年玉を一緒に計算しました。
実際のお札や硬貨に触れることは、子供にとって様々な発見があったようです。
ここで私が話したのが、「ゼロの数」です。
ゼロが1つなら、10。
ゼロが2つなら、100。百と読む。
ゼロが3つなら、1,000。千と読む。
(もちろん、ゼロの数だけで全ての数字を把握することはできませんが、それでも楽しんでゼロの数を数えていました。)
計算ができなくても問題ありません。
百とか、千とか、
子供にとって新しい語彙があることが重要です。
そして、全てのお金を足して、
合計金額を調べる。
電卓を使うのすら楽しそう。
ここまででも、子供にとってかなりの労力です。
1日目はここまで。
長男は、その一連の流れをすごく楽しんで(興奮気味に)取り組んでいました。
お金を触ること
数字を書くこと
計算すること
このお金は自分のものだという認識がしっかりあり、ワクワクした様子でした。
3つの箱
「お金は、3つの箱に分けるんだよ。」
いただいたお年玉の合計金額が分かったら、次は仕分け。
お金を3つに分けます。
3つの箱とは、具体的にこちら。
今の自分
将来の自分
他の人へ
この考え方は、海外のYouTuberさんを参考にしました。
元はsave, give, spendの3つ。
それを、4歳の長男でも理解できるように、
「今の自分、将来の自分、他の人へ」と少し変更。
今の自分
「今の自分」に入れたお金は、
使って良いお金です。
欲しいものがあった時、ここから出すように教えています。
長男は
欲しいものを見つける、自分のお金で実際にレジの人にお金を出す、お釣りをもらう、レシートというものをもらう。
この「買う流れ」を初体験して、大喜びでした。
お金を使うことは、楽しいことだ。
まず、そのことをしっかり実感できていたので、私も嬉しい。
ちなみに長男は、凧揚げと、チューリップの球根を買っていました。
他の人へ
「他の人へ」にあるお金は、その名の通り、
誰かにプレゼントする時に使うお金です。
自分ではなく、
誰か好きな人や大切な人へ、感謝や愛を伝える時に、このお金を使うよう教えています。
特別資金、ですね。
最も、
子供なので「プレゼント=買うもの」としなくても、
折り紙を折ったり、工作したり、お手紙を書くのも十分なことです。
ですがここでは、
「お金の概念として、他人にも使うこと」も一緒に覚えてほしいと思っています。
お金を使う時に一番幸福を感じるのは、人に使う時です。
その感覚は、息子たちが幼い頃からしっかり育みたい大切なことのひとつです。
将来の自分へ
最後に「将来の自分へ」についてです。
これは、簡単にいうと貯金。
貯金体質。
これは、なるべく早いうちから身につけたい金融リテラシーですね。
お金をいただいたら、まず貯金分は分ける。
まず、貯金分を取る。
これをするだけで、メリハリのある金銭感覚が養えます。
どんなに額が小さくても、このお金は触らない。
「将来の自分へ」にあるお金は、手をつけない。
この訓練は、忍耐力にも繋がります。
貯金体質は、単に脳の捉え方です。
「そういうものだ」と脳が判断すれば、誰でも貯金体質になれます。
だからこそ、息子たちが小さいうちから教えたいことのひとつです。
ゆくゆくは「将来の自分へ」にあるお金は、
銀行口座、そして証券口座に移していきます。
(子供って、ATMが好きですよね😉)
この流れで、株式についても触れていく予定。
まとめ・ゆるりと親子で生涯学ぶ
4歳から始めた、我が家のお金教育についてご紹介しました。
今回ご紹介した3つの箱が、現在行なっている我が家のお金教育の主軸。
そこから派生して、お金の使い方、貯め方、増やし方を教えていく予定。
自宅でするお金教育の良いところは、
必ずしも机に向かった学びだけではないということ。
実際にお金を触ったり、
お風呂で会話したり、
お買い物へ行って値段を見てみたり。
お金と生活は切っても切れない関係にあるので、
ならば、生活に溶け込んだお金教育をしていこう。
そう考えています。
お金に強い子に。
これは、保護者であれば誰しも願うことではないでしょうか。
私も親として、日々情報のアップデートや取捨選択をしていくと共に、
息子たちにも、お金に対して正しい知識と価値観を教えていきたいですね。