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最古のビジネス書「私の財産告白」に書かれていたこととは


先日、「私の財産告白」という本を読みました。

本多静六さんという方が書かれたこちらの本。

本多静六さんとは、日本のウォーレンバフェットのような存在。

東大教授という肩書きでサラリーマンをしながら、
収入の4分の1を先取り貯金し始めます。

貯めたお金で投資を始め、100億円余りの資産を築き上げた貯金の達人。

日本有数の投資家でした。


書いてあることは


そして内容ですが、
驚くことに、「現代のビジネス書とほぼ同じ」。


先取り貯金をする

優良株への投資

卵は一つのカゴに盛らない

お金の貸し借りはしない

怪しい系は避ける


などなど、目新しい情報を見つかりませんでした。


ですが、ですがですね、この本こそが、
「現代に溢れているビジネス書の発端」だと、
私は思うんですよね。

私もビジネス書をかなり読んできましたが、
これは最古。

最も古いですね。


そんな本の内容が、
現代で散々言われていることなんて。

すごすぎやしませんか。


言い回しを変えて、フォントを変えて。
でも言っていることは、100年前から全く変わっていない。

これって、素晴らしい、感動。

この結論にたどり着いたのは、いやぁ、
ビジネス書の極地に来た気分。


結局、お金を増やすアドバイスが欲しいのならば、
「答えは決まっている」のです。


貯金して、投資して、再投資して。

至極当然でありながらも、
なかなか実行することが難しい。


だがそれができた時には、お金は自然と増えていく。


かんたーんに言えば、
そんな感じでしょうか。


本多静六さんの本は他にもあるので、
次は「私の生活流儀」を読んでみます。

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