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星、見えるものがすべてではない、ということ


誰かのそばに神がいないなら

人間でもいいから、
いてやらなくてはならないだろう。

パク・ミンギュ 著
『短篇集 タブル サイドB』 「星」より

神と人間をストレートに並べるこの言葉が、ストレートに胸に響いた。

年の瀬に、遅ればせながら韓国カルチャーの言葉に触れた。
真っ直ぐな言葉の数々が胸に迫り、背中を押された。
新しい年を迎えるにあたり、新しい文化に触れ、新しい視点を得たように思う。

サイドA、サイドB  全17篇 気の向くままにどこからでも

日々価値観の見直しを迫られる昨今、多様な登場人物の言葉から多様性について考えさせられた。
多様性とは何なのか?
なぜ多様性を受け入れられないのか?
それは自分の想像を超えた感情を認められないから、なのかもしれない。
それは無知であるがゆえ、かもしれない。
ならば知る事が必要だし、考え続けていかなければならないだろう。
考える、で終わらず、考え続ける。

そんな思いに駆られた2022年のはじまり。

もう少し、このnoteという世界の片隅にいます。
皆様の世界にふれながら、考え続けながら。
今年もよろしくお願い致します。




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