見出し画像

三度目の台湾旅~いざ出発、そして高雄へ@一日目

3回目の台湾への旅は昨年10月のこと。
なかなか振り返ることができないまま、すでに4か月も経ってしまった。
写真とわずかなメモを頼りにかなりあやふやになってしまった記憶を呼び起こして記録しておく。

この旅の打ち合わせまでは ↓ で書いていた。


・搭乗まで

桃太郎空港のいいところは駐車場が無料なこと。最近は1番遠くまでいかないと空いてないけど、それでもタダってありがたい。ちなみに1番近い有料の第1駐車場も1日千円とリーズナブル。田舎っていいね^ ^

前回一人で行った台湾の旅以来、1ヶ月ぶりに行った空港は工事中だった。
どんなふうになるのかな?(今はきれいになっているのかな?)

空港の工事にしてはえらくダイナミックな養生(笑)


さて、行きの飛行機は今回もきっちり1時間遅れた。もうお約束なのかな。いっそ時刻表変えればいいのに。

前回空港で時間を持て余したので、かなりゆっくりめに行ったのだけれど、結局3時間以上も待つことになった。
チェックインを済ませたあと、ラウンジに行こうとしたけど、私のカードでは同伴者は入れなかった。年会費無料のゴールドカードじゃ本人しか入れないのね(^◇^;)

というわけで、M美と二人でいつものサンマルクカフェへ。
ここで、台湾で使うeSIMの設定をした。今回は(安かったので)香港の会社のを使ったため本人認証が必要だった。初めてのことでドキドキしながら二人で挑戦。
とりあえずできたっぽかったので、あとは向こうに着いてから確認することに。


そして、飛行機が遅れてしまったことで、だいぶ余裕をみて予約したつもりの高鉄(台湾の新幹線)に間に合いそうにないことが判明。
いったんキャンセルして取り直そうとホームページからアクセスするも、何度やっても「該当の予約はありません」と出るではないか。
仕方なく問い合わせ先にメールをした。
思いのほか早く帰ってきた返事は、「30分前までにホームページから取り消しと再予約の手続きをせよ。遅れた場合はいかなる返金もしません」と、ホームページに書いてある通りの内容。
わかってるよ!だから聞いたんじゃん💢

いろいろ見ていたら、ホームページにチャットの問い合わせ機能を発見。今度はそちらからチャレンジ。
「いま混んでいるから、ホームページからメールで問い合わせろ。それともこのまま待つか?」との回答。
待つよ。メールが役に立たなかったんだから。

が、あまり待つことなく
「お待たせしました」とJhonから返信。
「まずはお客さまのお名前をお知らせください」
おお、今度は行けるかも^ ^
で、問い合わせをしたところ、さっきのメールとまったく同じ返事が返ってきた_| ̄|○
そりゃわかってるんよ。
ホームページからできないから聞いてるの💢

ここで搭乗案内、タイムリミット。
「これから飛行機乗るから、また着いてから連絡するよ!」
と送って搭乗口へ。
どうなるんだろう(・_・;

もう太陽が低い・・・

やっと乗ります

・機内での出会い

さて、機内へ。
今回は別々に予約したのでM美とは離れた席。
私の隣は若い台湾人のカップル。
私の膝の上のガイドブックを見て、女の子が話しかけてきてくれた。
彼らは桃園に住んでいて、今回は彼女の誕生日休暇で日本にきた。
岡山空港から、広島(尾道・宮島)や小豆島へ行ったとのこと。
これはチャンス!と、彼らに高鉄のことを聞いてみた。
いろいろ相談した結果、「もしもキャンセルや変更ができなくても指定席ではなく自由席には乗れるはず、尋ねてみて」というところに落ち着いた。

それから、高雄や台南のことを尋ねたり、台湾のオススメの場所を教えてもらったりした。台北は人が多くておすすめしないと言われ、嘉義や日月潭、阿里山の他、彼女の出身地だという東海岸を勧められた。日月潭でも東海岸でも、SUPやるべきとめっちゃ勧められた🤭
特に東海岸は太平洋に面して景色も良く、内陸部は原住民の文化や食事が色濃く、7月8月のフェスティバルがオススメとのこと。いつかぜひ行ってみたい。

窓の外は夕日。西へと進むのでいつまでも日が沈まなかった。

彼らから日本のオススメの場所を聞かれたので、北海道を紹介した。
とにかく外国人が多いところは嫌だそうで、京都や奈良は無理みたい。今回小豆島で初めてレンタカーを使ったが、日本は台湾と違って左側通行&右ハンドルなので、車の多いところの運転は怖い。小豆島は車も少なく、ゆっくり走っていたのでよかったとのこと。
「北海道はレンタカーが便利だけど、道路はみんなめっちゃ飛ばしてるよ」と言ったら、制限速度はないのかとビビっていた。いや、制限速度はあるんだけどね、もちろん😓

台南の人はとても親切でいいところだけど、ドリンクやスイーツはめっちゃ甘い。注文するなら無糖か一分糖をとのこと。(ジョークを教えられた)
お互いかなりカタコトの英語と筆談だったけど、とても楽しく話せて、あっという間のフライトだった。
今回の旅の目的の一つ、「現地の人と友達になる」にちょっと近づけたかな。名前も聞かなかったけどf;^^


・ついに当選@桃園空港

着陸してすぐ、スマホを起動。
無事つながった。
これで道中大丈夫だ。

空港に降り立って、まずは両替機で両替。
これまでは空港内の銀行の窓口で両替していたのだけれど、一度両替機を使ってみたかった。手数料取られないそうだし。
思ったよりスムーズにできて、旅の上級者になった気分だった^^

できたよ!

つづいて入境。
これはだいぶ慣れたので、すいているレーンを選んで並ぶ。難なくクリア。

そして、いよいよ「遊・台湾くじ~Taiwan the Lucky Land」の抽選。今回から、過去にこのくじを引いたことがある人は2回引くことができる。
ダブルチャンスを生かせるか!
いざチャレンジ!

最初の頃は、自分で画面をタッチしていたのだが、
今はメールで届いたQRコードを入れると勝手に抽選されるようになった。


1回目・・・残念賞。
またダメなのか・・・2回目、いやトータル4度目の正直とチャレンジ!

ついに当選!!やった~ヽ(^。^)ノ


カウンターで手続きをして、賞品5000NT$のicashカードをゲット!
お土産たくさん買えるなあ・・・ウキウキ。

私もM美もこのカウンターで引き換えた。
日本語の説明
いただきました!

M美はこの抽選には当たらなかったのだけれど、春に当選していたホテル宿泊のバウチャーをここで交換していた。
ところが、送ってくれたはずのメールがしばらく待っても来ず、カウンターに戻って確認してもらったところ、どうやら係の人がアドレスを間違って入力していたよう。危ない危ない・・・別の方がやり直してくれて、無事ゲット。

この間に私は、新幹線の座席のことを聞いてみた。やはり、自由席には乗れるはずと言われ少し安心して移動したのだった。

・高雄へ


桃園空港内を移動して桃園MRTの第1ターミナル駅へ行く。
ここは前回さんざん迷ってたどりついたところ。今回は逆方向に乗るけれど、ホームまではスムーズに移動できた。
MRTで高鉄桃園駅へ。

到着。
新幹線のチケットを確認すべく窓口へ。

がら~ん・・・

誰も並んでいなくて、ちょっとドキドキしながら窓口で予約内容のメールを見せた。外国人用のお得なチケットを予約していたため、ここで二人分のパスポートチェックを要求された。コンビニに行っていたM美を慌てて呼び寄せる。窓口では日本語は通じず、英語もお互い怪しかったが、「予約していた時間が過ぎているので、この列車にはもう乗れない。(わかってますよ)が、これで自由席に乗れる」と言われて一安心。

楽しみにしていた駅弁は、当然とっくに売り切れていた。というより、お店がとっくに閉まっていた。
コンビニにもお弁当などたくさんあると調べていたので、駅構内にあるセブンイレブンへ。
弁当もお茶もいろんなのがあって目移りしてしまうほど。それぞれ選んで弁当とドリンクを購入した。おでん?やゆで卵?もあってびっくり。

なんか美味しそうだったので買ってみた

買ったお弁当を温める電子レンジの仕組みが超デジタルで驚いた。商品に応じて勝手に温め時間を判断して動く仕組み。レジの人に、「足りなかったら手動で追加せよ」と言われたが、ちょうどよい温め具合にでき上がっていた。

セブンイレブンの袋がかわいい


さて、改札へ。
ところが、切符を改札に通すとゲートが閉まって入れない。

駅員さん登場!
チケットを確認して、こちらへと別のところから通してくれ、切符にはハサミを入れてくれた。ぱっちん!スタンプじゃないんだ、なんか懐かしい。

佐営行の新幹線、まだまだたくさんあるぞ!

そしてホームへ。
並んでいる人はわずか。これならすぐに乗れそうだ。
待つことしばし、オレンジ色の新幹線がやってきた。
形は700系?
自由席は満席の様子、通路にも人が立っていた。
ドアが開いて・・・1人乗り、2人乗り・・・・え?もう乗らない?どういうこと???
私たちの前に並んでいた3人くらいは、まったく動く気配を見せず、「え?なんで?もう発車しちゃうよ?!」と焦る私たちを尻目に、みんな落ち着いて発車する新幹線を見送っていた。

「なんで?」「これ、永遠に乗れないんじゃない?」と不安になる私たち。
ホームの表示を見ると、少し待てば次の新幹線は来る。でも、それに乗れる保証は全くなくなった感じ・・・。
そして、次の列車がホームに入ってきた。
降りる人はごくわずか。
私たちの前の人が乗り込んでいく。
もう少し・・・自分たちの番になったら何が何でも乗りこんでやろうと思っていた。思いのほか進んで、今回はなんとか進んで乗り込むことができた。なるべく奥へとデッキから車両の方へ進むも、通路もぎっしりの人でこれ以上は無理っぽい。
ところが私の後ろのM美がめっちゃ押してくるではないか。
振り返ると、渋い顔で「後ろのおじさんが舌打ちしながら押してくるんよ、怖い・・・」とささやいてきた。
「じゃあもう、先に行かせようよ」と、どうぞと道を空けた。
おじさんは車両の中へと進み、強引に体を入れると自分のボストンバッグを棚の上に乗せた。
そして次に私の顔を見て、私のキャリーケースを指さした。
え?と思う間もなく、私の荷物も上にあげてくれたのだ。
「Thank you!謝謝!」
続いてM美の荷物もあげてくれようとしたのだが、あいにく棚があいておらず無理だった。
ちょっとびっくりしながらM美と顔を見合わせた。いい人だったのか?

それにしてもすごい人。身動きもできず、手に持っているセブンの弁当は、せっかく温かいのにこれではとても食べられそうにない。

ところが、2駅ほどでたくさんの人が降りたのだ。
なんとラッキー!
さっきのおじさんは、自分の席を確保すると、私たちにもここに座れるよと合図をしてキープしてくれた。すぐ後ろの席に2人並んで座れ、おじさんと目を合わせてにっこりお礼を言ったのだった。

ゆったり座れた!車内もなじみのある景色。
この新幹線には乗れなかったけどね

指定席の料金は無駄になったけど、まあ安くチケットとっていたし、座ることもできたしよしとしよう。ゆっくり座って弁当を食べることもできる。

骨付きチキン弁当

ところで、ここで初めて失敗に気づいた私たち。
「台湾の駅弁(じゃなかったけど)は、けっこうなボリュームなので2人で1つを食べることにしよう、向こうに着いたら夜市に行くし」と約束していたのに、時間が遅くなりあまりの空腹に、つい一人1つずつ弁当を買ってしまっていたのだ。
美味しかったけど、お腹いっぱい。目の前のものを残せない性分を少し恨んだ。

蓋をとるとこんな感じ
M美は牛肉。下に野菜や卵もある。

弁当もゆっくり食べ、終点の佐営で下車。あとから時刻表を確認したら、乗らなかった新幹線より私たちが載った車両の方が早く着くこともわかった。重ね重ねラッキー。

例のおじさんは途中で降りて行った。降り際に目が合ったのでお礼とバイバイをしたよ。※彼はもしかしたら私たちより若かったのかもしれない。

Yeah!

佐営の改札もやっぱり普通には通れず、駅員さんがやってきた。特にチェックもなく開けて通してくれたけど。

佐営からはMRTで移動するため、MRT乗り場へ。

キムタクがいた
台湾には岡山というところがあるのです
MRTはつり革の色や長さがいろいろ。小さい人でも持てるように?


今日泊まるホテルに一番近いのは美麗島駅なのだが、高雄の駅を見てみたかったので高雄で下車した。

でかい!
なんかすごい駅だった
じゃ~ん!到着!!(まだ今日の最終目的地ではないf;^^)

とても大きな駅で、構内も周辺も大工事中だった。どんなふうになるんだろう。

ホテルまでは結構距離があり、荷物を引いて歩くのは結構大変だった。(M美、ごめんf;^^ )一人だったらちょっと怖かったかも。
通りの向こうにホテルが見えて来た。


がんばって歩いて無事到着。

今回のホテルはM美が予約してくれていたので、手続きはすべてお任せだ。

がんばれ~


HU HOUSEはとてもリーズナブルな値段だったのだが、その割に部屋は広く思った以上にきれいだった。トイレは普通に流せるし浴槽もある。
おまけに朝食もついている。

すでにちょっと散らかっている(;^_^A

さてさて、結構遅い時間になってしまったので、休む間もなく夜市を目指して再び出発。
飛行機の中でカップルからすすめられた夜市は、ホテルから遠いうえに早く閉まるようだった。なので、ホテルの近くの六合夜市に行くことにした。高雄では一番大きな夜市だ。

でも、その前に美麗島駅へ。
世界で二番目に美しいと言われている地下鉄の駅だ。
(一番はどこなんだろう?)
明日ゆっくり来るつもりなので、今日は下見。

ホテルから一番近い入口。ここは階段しかない。

この階段を下へ降りてからもかなり距離があって

途中、こんなところや

こんなところや

こんなところでついつい遊んでしまった笑

そして・・・ガイドブックや写真で何度も見た景色!

時間によって光のショー?があるらしい。
明日また来ることにして、夜市へGo!


六合夜市は美麗島駅のすぐそばだった。

夜も遅く、人もあまり多くなかった。
一通り歩いてM美はスイカジュース、私は金柑レモンを飲んだだけ。
何しろ弁当でお腹いっぱいだったから。
お酒が全く飲めない私に付き合って、この旅行中M美はまったくアルコールを飲まなかったのでした。ごめんね~。

くまモン?

ホテルへ戻って、本日の日程はおしまい。
そうそう、夜市のそばにあったドラッグストアでさっそく当たったカードを使って少し買い物をしたのでした!

本日の歩数は9089歩 なり。
ずっと乗り物に乗っていたので、あまり歩いていなかった。


おまけ)搭乗前のびっくり


そうそう。桃太郎空港で驚きの出会いがあった‼️

出発前日にFacebookで、元同僚の可愛い後輩Yちゃんが土日に台北のイベントに出店する、というのを見ていた。偶然同じ時に行くことに驚いたのだが、今回その期間に台北にはいないから行くことはできない、残念だなあと思っていた。

搭乗直前にトイレに行ったところ、ちょうど出て来たYちゃんとばったり!
「kajunさん!?」
「え~!!あ~・・・台北・・・そっか今日(金曜日)移動だよね」
向こうは私が台湾に行くなんて当然知らないので、私以上に驚いていた。
ご主人と一緒に行くそうで、初めてお目にかかって挨拶したり、向こうでの予定を聞いたりしたのだった。
いいイベントになるといいね、がんばってね(^_-)-☆






いいなと思ったら応援しよう!

kajun。
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!