男性ブランコ「ヘッジホッグホッジグッヘ」を観た
男性ブランコさんはKOCで見て、M-1で見て、ラヴィットで見てどれもめちゃくちゃおもしろくてツイートしまくっていたのに、最近になって沼の奥底に住むようになった。
遅い、遅すぎる。
1月後半になってやっと、「時間の問題」とカゲヤマさん(さらば青春の光さんのYouTubeで見たスリルから好き)とのツーマンライブの配信チケットをアーカイブ目当てで買った。
その後、よしもと劇場プレミアムを申し込んで「またとない学校」と「おだやかな距離」とか「浦井に関する実験と提唱」とかを怒涛の勢いで見ている。
そんな私がリアルタイムで配信チケットを購入し、観ることができたのが
「ヘッジホッグホッジグッヘ」(#ヘジホジ)
記念すべき作品。うれしい。
配信延長が決まったのもうれしい。
これから何回もまだ観るんだけど、とりあえずの感想を書いておきたい。
ネタバレもそれなりにするので、もしこんなド素人が書いている記事を読んでくれる殊勝な方がいて、でもライブ観てないっていう特殊な方だったら、是非配信を観てからにしてくださいね。
めちゃくちゃおすすめだから。
上のTwitterからコントのタイトルを拝借します。
探偵小鳥遊
小うどん
スンドゥブ
ストーリーテラー
つけ麵屋さん
親子
エンディングトーク
(最後のあの2人のかわいいコントはタイトルないんかな…)
音楽や映像もかわいいしおしゃれだし男性ブランコさんだけじゃなく、スタッフさんも本当神ですよね。
ハリネズミがかわいいのはもちろんだけど、omatase!がかわいすぎた。
では、ひとつずつ感想をば。
「探偵小鳥遊」
小鳥遊さんはこの漢字だったんだ。高梨じゃないんだってTwitterで知って、フフッってなった。
京都の人ははんなりしている反面、本音がわかりにくいとか言われるけど、本当小鳥遊さんはそれっぽいな。
(京都出身の浦井さんの本音がわかりにくいかは知らない。面倒くさがりすぎて本音ない?)
コーヒーをトレーで持ってこないところとか最後のセリフとか…。
シリーズ化しそう。
(それにしても平井さんの女性役はなんでこんなに自然に上品に見えちゃうんだろ。本当にかわいい。たまに冷静になる自分もいるけど。)
「小うどん」
お客さんがすごくまっとうなことを言ってるのに、お客さんの独特の雰囲気と店員さんの真顔でお客さんの方が変なこと言ってるみたいになってるの、ヤバい。
娘たちがもっと小さいころ、外食したら親子丼セットとか頼んで子どもとシェアしてたんだけど、あんなの出てきたら泣いちゃう…
「またとない学校」を観たばかりだったから、「食べ物のことを食べ物で例える」のもおもしろすぎた。でも、あの例えはめちゃくちゃよくわかる。
「スンドゥブ」
「スンドゥブスンドゥブ」ってところ、
録音しておいて、イライラして眠れない時とかリピートしたい。
相手に譲っているようで結局自分の思い通りに持って行くの、めちゃくちゃわかるというか…
自分も食べたいものなら相手の思い通りにするけど、食べたくないときはね。
あんな魔法は思いもつかないけど。
「ストーリーテラー」
展開おもしろすぎだし、最後かわいすぎだし。
観ながら小うどんもだけど、それこそ、秋の賞レースとかでやってそうって思っちゃった。(邪念入った)
浦井さんのストーリーテラー役がぴったりはまりすぎていて何をしてもおもしろい。ゆっくりなテンポなのにおもしろい。
ライトや音楽の効果もよすぎて…
「誰かが誰かを幸せにするのに役名なんていらない。」ってセリフ好き。
なんか、過ごしてて辛くなったらこのコント思い出したいなって思った。
「つけ麺屋さん」
着ているジャージが赤と緑で、お2人のそのお顔のタイプも相まってあのカップ麺を連想された方もいたみたいで、なるほどなぁって思った。
確かにあんな2人、たぬきときつねじゃないと説明つかないかも。
私の頭には、兄弟ってこともあってか昔見ていた「ドリフ大爆笑」のバカ兄弟が出てきてた。
「バカ兄弟」はドリフの中では真面目タイプのいかりやさんと仲本さんがやっている兄弟のコント。弟がお兄ちゃんにいつも質問して、お兄ちゃんが適当に答える流れ。
でも、よく思い出したら、バカ兄弟はジャージじゃなくてつなぎだし、赤と黄色なんだよな。(どうでもいいけどいかりやさんが肩にのせてるあの風船欲しくてたまらんかった)
バカ兄弟は今じゃ絶対にできない(まずバカ兄弟っていう名前がNGだろうし)コントだけど、当時中学生でだんだんドリフのコントで大爆笑しなくなってきていた思春期の私もあのバカ兄弟だけはめちゃくちゃ笑ったんだよな。
ドリフのコントを振り返る番組でもあれだけは全然やってくれないんだけど、私の中で1番好きなコントだから自然と男ブラさんのやりとりをみていたら頭にすぐ浮かんだんだろうな。
男性ブランコさんも真面目なイメージだし。
最後に歌を歌って帰っていくとこも似てた。
このつけ麺屋さんの2人がバカなのかはわからないけど、ワードが強くて最高だし、結局常識人だし、そんでもってとっても愛らしかったのは確か。
親子
お父さん素敵なこと言うなと思っていたのに、最後のあの展開。
すごすぎて爆笑。
思春期の子どもを持つ親としては、赤裸々に語ってくれた方が確かにありがたいけど、赤裸々に語りすぎ。いい子だなぁ。
でも、1人でずっと悩むより、「友達ができててぇ」って言って、「はぁぁ」って泣いてくれたらうれしい。かわいくて仕方ない。
平井さんがやってる息子さんが、話しながらも脱げたスリッパを履こうと足をモゴモゴしているところがかわいい。
ちゃんとスリッパ履こうとするちゃんとした子はきっと友達もできるし、勉強も何とかなるし、彼女もできると思う。(足は素質だからなかなか速くならんやろうけど)
めちゃくちゃ細かいこというと、ゆうちょは預金通帳じゃなくて貯金通帳だよ…本当どうでもいいんだけど、金融機関にいたもんでね。
浦井さんが病み上がりで、対面して3日しか合わせられなかったのに、めちゃくちゃステキな時間を提供してくださって本当に男性ブランコさんすごい。
ありがとうございました。
てか、去年もその前もめちゃくちゃ単独されてたこと、最近知ってびっくりしてたんだけど。天才&鉄人。
(あんな素敵でおもしろいネタをなんでそんなペースで書けるのだろう…)
3月は東京と大阪の2公演開催。
おめでとうございます。
おめでたいのに、両方来てとか両方買ってとか言わずに「気兼ねなく」って言っちゃうお2人。
謙虚だし優しい。
(なかなか生では観にいけないんだけどまた配信チケットで楽しませてもらおうと思ってます。いつか劇場で観るのが夢)
優しさが今のテレビにあっているから、テレビ出演も増えてどんどんお忙しくなるんだろうけど、とにかく元気で過ごしてほしいし、お2人がやりたいことだけができるようになるといいなぁ。
沼に入ると結局こういう願いしかなくなりますね。
とりとめもない文章ですが、今のところはこんな感想。また観よう。