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イチたすイチは 美しさ
実は一年くらい前に、袖師窯の尾野さんが工房に僕を訪ねてこられたのがこの企画のスタートでした。
きれいなスリップの陶器がついた古い真鍮の壁掛け用のフックを手に、こんな感じのを鉄とのコラボでできないかなぁ。と、尾野さんはにこにこしながら見せてくれました。
帰り際に置いて行かれた丸や四角や楕円の陶器。
それをじっと見つめながら、頭の中で浮かんでは消えていく様々な形。
この陶器が一番映える形ってどんなだろう。
袖師窯さんは民藝の窯元だから、民藝っぽい形がいいんだよなぁ。
でもなんとなく、新しく感じる形にしたい。
そしてそれは一つだけじゃないパターン。
寝ても覚めても、ぐるぐるぐるぐる。
一年間ぐるぐるぐるぐる (笑)
そんな感じで、この作品のデザインは生まれました。
サイズも、フックの長さも、色味も、相性も
その都度、尾野さんと話をしました。
尾野さんの奥さんには、ダブルネームのタグを作ってもらいました。
タグも品が良いです。
シンプルです。なのにしっくりきます。
日々の暮らしに寄り添うものを、ずっと作り続けてきたという
感じがします。
何より、作品ネームが良いです。
時間をかけて、ほんとうに素敵な作品が生まれました。
たくさんの人の玄関や、部屋で
いろんなものをかけてもらい
さりげなく咲く壁の花の
その美しさを感じてもらえますように。
ご購入は baseの専用サイト(鍛治工房弘光、または袖師窯 いずれも壁の花)からよろしければ。
すべて一点もの、baseでは袖師窯さんとの共同販売です。
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