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[Day 043-049] Mi deh yah / 私を現場に連れてって

今週は職場の同僚が代わる代わる現場に連れて行ってくれました。冒頭の写真は日本の国土交通省に相当するNational Works Agency(NWA)の道路改良事業で、延々と山を切っては現道を拡幅している真っ只中でした。事業規模25百万米ドル、延長約14kmというスケールの大きな事業。経済効果もさぞかしとは思いつつ、工事中の道はガタガタでスピードも出せず、晴れればひどい砂埃、雨が降れば泥はねと、よく住民から苦情が出ないなぁ(運転してくれた同僚はブーブー言ってましたが)と、一日も早い完成を願いながら通り過ぎました(参考:Jamaica Information Serviceサイト)。

道路が崩落

配属先の現場がこちら。山間部の道路の路肩が崩落しています。NWAの現場の後だと落差が激しいですが、これも立派な地域の交通網であり、ハリケーンシーズンの前に対策しようと検討しているところです。ちなみに写真に写っているのが同僚です。対策案は以下のとおり:

(1) 崖下から擁壁を設置する
(2) 崖下からフトンカゴを積み上げる
(3) 写真左手の民地を用地買収して拡幅する

同僚との議論では、写真のとおり、左手の民地の買収範囲もそれほど広くなさそうなので、案(3)が経済的にも施工性からも良いではないかということになりました。3案で見積りを取った上で事業化を検討することになりました。

日曜礼拝へ

ジャマイカには至るところにキリスト教の教会を見かけます。住民の多くは毎週日曜の午前中にそれぞれの宗派の教会にキレイな格好をして出かけていきます。地域コミュニティを知りたい半分、興味半分で、大家さんに教会に連れて行ってもらいました。厳かな雰囲気も束の間、ひとたび賛美歌(Hymn)が始まると、ピアノはもちろん、ドラムありタンバリンありの盛り上がり。唯一聞き覚えがあったのが「The Battle Hymn of the Republic」といういわゆる「ヨドバシカメラの歌」の原曲くらいでしたが、ミニコンサートに参加したような気分でした。

庭のスターフルーツ

ジャマイカの家の庭には色々なフルーツの樹が植わっています。大家さんが庭で採れたスターフルーツを分けてくれました。食べ方は、星の角の部分をピーラーなどで角を取ってスライスするだけ。梨のようなシャリシャリした食感で美味しかったです。ただ、真ん中の部分は芯なので、本当は輪切り(星切り?)ではなく縦に切る方が美味しく食べられるようです。

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KJ@Jamaica
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