[Day 148-154] Urban Life / プレゼンと陸上競技とお刺身。
ジャマイカ隊員の間では、地方から首都キングストンに行くことを「上キン」と呼んでいます。任地サブラマからキングストンまでは高速バスで4時間以上かかり頻繁には行けないので、折角上キンするなら束の間のアーバンライフを味わいたい。と思って色々なイベントに参加していたら盛りだくさんになったので、2週に渡ってキングストン・ライフをお届けします。
Mid-Term Presentation
ジャマイカ隊員は、政府機関Planning Institute of Jamaica(PIOJ)に対して、中間(半年目)と最終(離任前)の活動報告のプレゼンを行います。前回は先輩隊員の報告のオブザーバー参加でしたが、早いもので今回は中間報告をする側になっちゃいました。
プレゼンは大の苦手ですが、JICAの現地職員さんにメンターしてもらったことと、何よりカウンターパート(Counterpart)兼上司、というか上司が忙しい中はるばるサブラマから駆けつけてくれたことが嬉しくて、出来はともかく幸せな気分のままプレゼンを終えることができました。あー良かったよかった。私の活動計画のご紹介は近日中に。
National Junior & Senior Championships
鳥取県は東京2020におけるジャマイカのホストタウンです。この日は、国立競技場(National Stadium)で陸上競技大会「National Junior & Senior Championships」を観戦しました。学生からトップアスリートまで参加するこの大会。男子100m決勝ではYohan Blake選手が9秒96で優勝、女子はElaine Thompson選手が10秒73で優勝、Shelly-Ann Fraser-Pryce選手が同タイムで2位でした。こんなトップアスリートがゴロゴロいるジャマイカはやっぱりオソルベシ。東京2020での活躍が楽しみです。
Sashimi!
週末には任務を全うして帰国される隊員の送別会がありました。その中のお一人で水産開発分野の隊員さんが、キングストン沖で獲れた魚の刺身を用意してくださいました。この隊員さんは、漁師への「活け締め」など魚の鮮度を保つための技術指導や販路開拓など、ジャマイカでの鮮魚流通に取組まれました。その活動の結晶のような刺身は、ジャマイカで食べられる感動と贅沢が相まって、大変美味しゅうございました。
なお、今回調理いただいた「SORA」さんのように、ジャマイカでも日本料理の店が何軒かあるようです。