家事・生活面でフランスと日本比較🇯🇵🇫🇷【インタビュー記事】
前回、日本人のお母さんとフランス人のお父さんを持つフランス在住のKさん(日本に一年間留学)に「家事ってなんだろう」のインタビュー記事を書かせて頂きました。
その際、書き切ることの出来なかった「日本とフランスの違い、家事・生活面で比較してみた」を今回番外編として記事にさせて頂きました!
冷蔵庫は優秀なのはどっち!
私ー日本とフランスで家事生活に関して違うなと思うことはなんですか?
Kさんー日本の冷蔵庫は、大きくて色んな機能がついているなと思います。
私ーフランスの冷蔵庫はどんな感じなんですか?
Kさんーフランスは、四角いんです。製氷機や野菜室もないし、開けっ放しだったら音がなるっていう機能がないので、日本の冷蔵庫は凄いなと思いますね。
私ー逆に、フランスの方がいいな思う家電はありますか?
Kさんーフランスの洗濯機は、お湯で洗ってくれるんです。
日本の洗濯機は冷水だったので、最初はびっくりしました!
私ーそうなんですか!(なんでお湯なんだろう。)
Kさんーあと、フランスでは乾燥機で一気に衣類を乾かすのに対して、日本は洗濯した後に干したり取り込んだりしたのは手間でしたね。
(日本でもある家庭もあるけど、フランスはほぼある感じです。)
私ー確かに、洗濯物を干したり取り込んだりって気候でも変わるじゃないですか。
雨降っていたら、干せないとか…
乾燥機ってそういう面でも、有難いですね!
ecoなのはどっち!
私ー食事の面で違うなと思うことってありますか?
Kさんーフランスの方が、外食が多いかもしれないです。
日本みたいにお弁当っていう文化がなくて、あったとしても日本みたいに凝ったお弁当ではないです。
私ー(日本はお弁当が凝っていると、アメリカに住む方も前に言ってたな。)
Kさんーあと、日本は一人分のサイズが多いですよね。コンビニとかでも。
私ーフランスは一人サイズ、日本より少ないんですか?
Kさんーフランスは、エコを凄く考えていて大パックの物を少しずつ使います。
例えば、サンドウィッチの入れ物とかプラスチックではなくて、紙なことが多いですね。
私ー日本でもエコしていたのですか?
Kさんー最初はしようと思ってたんですけど、ギブアップしました(笑)
私ーKさんのようにエコ意識がある人でもギブアップしてしまうほど、日本はエコが進んでいないのかもしれないですね。
食器たくさん使う国はどっち!
Kさんーあと食事の面でいうと、ご飯の作り方が違います。フランスは、鍋でお湯を沸かしてソースをかけて食べる料理が多いんですけど、日本は品数が多いなって思います。なので、さりげなく栄養をたくさん取れました!
私ー言われてみれば!日本は、煮る・茹でるって沢山の過程を経て完成するものも多いし、品目も品数も多いかもしれないですね!
Kさんーフランスは、1プレートなんですけど、日本は茶わんとか小鉢とか食器をたくさん使うじゃないですか。
そこも違いだと思います。
その分洗い物も多いし、食洗機ではなく手洗いする方も多いから大変だと思います。
私ー食器に視点を置くのも面白いですね。
Kさんー前に、こんまりさんが物を大切にするのは「お世話になっているから」と言っていて、物に感謝をする考え方って素敵だなって思ったんです。
私ー日本は、my箸とか、my茶わんってありますよね。
Kさんー日本って、物に対してきんつぎもするじゃないですか。
自分の物を大切にするっていうのは凄くいいなって思います。
フランスは、物は物で割れたら新しいものにする。みたいなことも多くて、日本のよう物に「お世話になっている」はあまりないです。
私ー個人的に風水をとても信じるタイプなんですが、フランスはないですか?
Kさんーないです。「トイレの神様」っていう曲も初めて聞いた時、衝撃的でした。(笑)
頻繁に掃除しているのは、どっち!
私ー掃除の面で、違うことはありますか?
Kさんー日本の方が頻繁に掃除しているように感じますね。
あとは日本はクイックルが多いが、フランスは掃除機が多いです。
私ーそれって、靴を脱ぐか脱がないかも関係しそうですね。
Ksさんー例えば、5分時間があった時、日本人はその時間に掃除したりするじゃないですか。
フランス人は5分あったら休みます。
私ーなるほど!
日本人は働きますね。
■比べて発見!日本の手間
・洗濯物干したり取り込んだり
・凝ったお弁当
・使う食器が多い