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パパにとって家事って何?「ママがやるもの」そう語る我が家の昭和オヤジ

 家事は24時間年中無休

私は、このnoteを使って世の中のお母さんが少しでも家事を楽になれないだろうか、家事とは何なのか、ということを発信しています。

年末年始のこの時期になるとよく祖父母の家に帰省し、4家族で集まり、年越ししていたことを思い出します。
キッチンでは祖母、伯母、母女性陣が一生懸命家事し、男性陣は片手にお酒を愉しむ姿を見ていました。
家事は女性がするものなのか…大変そうだなと子供ながらに見ていました。
帰省をしても家事、帰ってきても大掃除からおせち作りまで…そんな忙しい季節が終わると、また毎日の家事がやってきます。そう、家事は24時間年中無休。コンビニより長い!
我が家では、母がそれを一人で行っていました。

小さい頃からの両親の家事分担を思い出してみると、我が家の家事は「ママ90%、子ども10%、パパ0%」。

昭和生まれのパパ、「家事」でインタビューしてみた

では、なぜパパはあまり家事に参加をしなかったのか。思い切ってインタビューしてみました。もちろん、仕事をしていたからと言われれば、そこで終わってしまう話ですが…
(あくまで、父の意見であります)

Q1パパにとって家事とは

 A ママの仕事
結婚をした時から働かなくていいから子育てと仕事に専念して良いから、パパは家事をしなくていいと考えた。

Q2なぜやらなくていいと考えたのか

A パパの世代で(周り)で家事をしているお父さんはあまりいない。
 特に奥さんがやる仕事というイメージが強い
 そして、ママは家事が大好きだから

Q3 自分が家事はお母さんがやる仕事だと思うのはなぜだと思うか

A パパのお父さんは、毎日仕事の後は飲みに行っていて、家には夜しか帰って来なかった。だから、家事をする時間なんてないからお母さんがやっていた。
このことに対して何も違和感を感じなかった。
また、「旦那が元気で留守がいい」という時代だった。

Q4 家事のイメージというのは変わったか?

A 昔は、家事が女の人がするというイメージが強かったが、今は男の人もするべきと思うようになった。
その理由としては、女の人も世の中に出て来ているから。時代が変わっている。
例えば…
 昔は体罰は当たり前だった→今は許されていない
 昔は専業主婦が多かった→共働きが増え、保育園が入れないほどに
このように時代と共に家事も変わっていく

Q5 (コロナが収まったら家事教室を開きたいと思っている私から質問)
家事が出来なくて困ったことはあるか?

A 留学した時
食生活も違い、味が合わなかった時、もっと料理が上手ければ…と思った。日本料理屋も少ないし、高いし…。
そこは自立出来ていればと思った。

たくさんのインタビューをしたのですが、私の父をご存知の方はわかると思いますが、とても毒舌なため、娘ながらにオブラートに包まさせていただきました。

つまり、今は考え方が変わってきたといっていますが、典型的な「昭和オヤジ」なのでした。
「昭和オヤジ」?って・・・

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昭和オヤジとして思い浮かぶ「バカボンのパパ」

昭和オヤジVSイクメンパパ

まずこの昭和オヤジ。自分で言った言葉ではありますが、ググるのが得意な私はすぐさま検索。すると、昭和オヤジの特徴としてこんなことが書かれていました。
・「一家の大黒柱」として家族を食べさせることが使命
性別分業家庭で、家事育児は母親に任せきり
・家父長制の名残で、家庭内の権威は強い

まさに私のパパです。
昭和オヤジが今の時代もたくさんいる中で、最近はお父さんがベビーカーを引いていたり、家族でスーパーに訪れたりと、家事育児に積極的なお父さんも街でよく見かけます。
これがイクメンというものでしょうか。また、ググってみました。
イクメンとされる男とは?
・家事も育児も積極的に参加
子育てを楽しみ、自分自身も成長する男のこと

昭和オヤジがいいと思う人も、イクメンがいいと思う人も、考え方は人それぞれですが、私はイクメン推しです。女性も外で働くようになった今、「男は仕事、女は家庭」という性別分業の考え方は難しくなって来たのではないかと思いました。

この私の推しのイクメンパパ。昭和オヤジとほぼ正反対ですが、どのようにして誕生したのでしょうか。

<昭和オヤジとイクメンパパが生まれるまで>

戦後、工業や商業の大規模化によって会社に雇われる人が増えた。

高度経済成長期では、男性の稼ぎだけでも家族が暮らせるように

ここから性別分業がもっとも効率的な家族形態として確立された。

高度経済成長期が鈍化し、賃金も上がらず、一人で家族を食わせることが難しい環境へ…

共働きが増える
そして、徐々にではあるが家事育児を分担するようになり、イクメンの誕生。


小さい頃から、なぜこんなに女の人が家事をしないといけないのか?
そう考えることは多かったが改めて調べてみると時代が「男は仕事、女は家事育児」という固定概念を作ったのだと考えました。

次回続編に進む

検索内容などは厚生労働省のデータから引用

家事に恋する現役高校生:2005年生まれ。同世代に家事の魅力を広めたいという想いから、楽しみながらできる家事のノウハウを定期的に発信していきます🗣インスタではmoosan0528として発信中👩‍🍳


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家事に恋する大学生
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