見出し画像

30代パパに聞く。家事って何?昭和オヤジVSイクメンパパ 第二弾

前回に続き、昭和オヤジVSイクメンパパについて取り上げたい思います。
前回は、我が父にインタビューをし、「昭和オヤジ」について色々書かせて頂きました。
その記事を母と同世代の知り合いの方が読んでメッセージをくださったのですが、今の40代50代でも昭和オヤジは少ないとか…。
我が父は、稀に見る亭主関白の昭和オヤジだったのか!

イクメン世代の夫婦にインタビューしてみた!

そこで今回は、イクメンパパ世代と勝手に私が思った30代前半にご夫婦にインタビューをさせて頂きました。その夫婦は、仲良くさせて頂いている親戚なのですが、インタビューをしている最中にバランスが取れすぎているため、前回の父と母のインタビューの記事の後に載せるのはどうかと思ってしまうくらいでした。
これが、現代の「令和夫婦」なのでしょうか(笑)

<今回インタビューをした家族>
 夫、妻、共に30代、子供3歳と1歳の4人家族

<旦那さんにインタビュー>
Q1 「家事」とは?

 毎日の生活の一部で、家庭内のコミュニケーションの方法でもある。家庭内の「仕事」という側面もある。

Q2 「家事・育児」は奥さんに頼まれて行っているのか。または、自ら行っているのか。

 頼まれるという感覚はあまり無い。1人暮らしの期間が長かったせいか、特段意識することは無く、自分で気付いたことをやっている。実際にやっていることを思い返してみると(分担をしている訳ではなく、全て一緒にやっていることだが)掃除、洗濯、料理(朝食。半分くらい)整理整頓、ゴミ捨て、買い物、子供の世話。
洗濯と服の畳む作業は任せていることが殆ど。

Q3 家事はシェアするべきだと思うか?

 基本的には、各家庭の事情による。
うちの場合、主に奥さんが担い、夫は気付いた範囲でやるというバランスに今はなっている。でも、この先ずっとこういうわけでもない。
奥さんが仕事に復帰をしたり、またはどちらかが病気になった時など、状況が変わればその都度家族が生活をしやすい様にみんなで工夫すると思う。
一般論として、女性の社会進出が増えているし今後も増える→家で過ごす時間が減るし、世の中の価値観=常識も変化しているので、生活に必要な家事を家族みんなでシェアすることは、今以上に自然なことになると思う。

<奥さんにもインタビュー!>
Q1「イクメン」について、「イクメン」という言葉についてどう思うか。


イクメンという言葉があるから、男性陣がやる気を出しているので、その言葉自体は良いのかなと思う。休日に抱っこ紐をしているパパを最近よく見かけるけれど、見られることでやる気を出す、奥さんだけでは無く周りから褒められることでやる気を出すのが男性陣かなと考えるので笑
昔の男性陣に比べたら今の男性は、確実にイクメン!男尊女卑の世の中からは変わりつつあるかなと。

イクママは呼ばれないのに、なぜイクメンと言われているの?

この「イクメン」という言葉について、この記事では昭和オヤジVSイクメンパパなんてテーマにしていますが、ふと何故「イクメン」と聞くと偉い!と思ってしまうのだろうか。と思った自分がいました。女性は家事・育児をしていても「イクママ」「偉い!」なんて中なかなか耳にしません。なんだか、言葉からして世の中が「女の人が家事をすることは当たり前」と読みとることさえ出来ます。

「言葉」で、家事育児について考えて見ると「奥さん」「妻」「家内」というこの言葉がすでに、女の人を下と認識し、家事育児は女の人がやるといったテイストを感じられます。
家事について、少しほってみるだけで、「男女平等」ではなさそう…
だからといって、今から、奥さんのことをいちいち「結婚している女の人が〜」なんて話していたら、それだけで学校の感想文が埋まってしまいそうなので、これからの文でも、すみません。「奥さん」「妻」と呼ばせて頂きます。
(雑談ですが、私の母は「家内」という言葉。嫌いです。)

理想とする「家事・育児」の分担はどのくらいか?

奥さんと旦那さん両方に理想の分担について聞いてみました!

<奥さんver>
実質は、夫2:妻8
専業主婦の今は、夫3:妻7が理想
自分が働いていたら、夫5:妻5

出勤がある時:夜はほとんど子供後に帰宅なので、朝の子供との時間を大切にして欲しい。
在宅の場合 :定時で一旦切り上げられる場合は、寝かしつけは一緒に。夜泣きが激しい日の翌朝は朝の子供の相手はして欲しい。可能なら、朝食の用意も(笑)
休日の場合:子供との関わりを特に大切にして欲しい。その間に普段やりたくても出来ない家事をストレス無く念入りにやりたい。

<旦那さんver>
比率に理想はないが、今の生活スタイルを前提にすると、夫2:妻8が理想


今回私がインタビューさせて頂いた親戚の夫婦は、上から目線になってしまうのですが夫婦間のバランスがすばらしいと書きながら母と話していました。(笑)
他の家庭をインタビューしていないため、このバランスの取れた「家事・育児」分担が主流なのか私にはわかりませんが、私の父と母の関係(こんな言い方をすると仲の良さについて子供が指摘をしているように聞こえますが、言いたいことは家事・育児分担の比率についてです。)はきっと昭和で古いのでしょう。

(前に上げた記事を母と同世代の知り合いの方が読んでメッセージをくださったのですが、今の40代50代でも昭和オヤジは少ないとか…)

実際、「家事・育児」の分担の理想と現実はどのくらいなんだろう

そこで、家事分担調査をしている記事があった為、見てみると…

画像1

このグラフは、共働きの夫婦の話となってしまいますが、40%以上の夫婦が夫5:妻5を理想とし、現実は夫1:妻9の夫婦が一番多いことがわかります。
このデータの場合、「共働き」を対象として調査をされています。「共働き」の意味として、辞書には「夫婦が共に働きに出て生計をたてること」と記されています。ということは、旦那さんも奥さんも同じように仕事に出て、働きに出ているため、昭和オヤジの口癖である「男が外で稼ぐから、その代わりに家の管理をして欲しい」なんて言葉は、15歳の私でさえ論破することが出来るでしょう。
それでもまだ、共働きであっても奥さんが8割の家事育児を担っているというのは、大変過ぎる事実です。
色々ネットで検索をかけている時に関連ワードを「女は死ぬまで 家事」「家事 女性 負担ばかり」など…。家事に疲れた時にサファリに打ったのか、こんなに関連に出てくるというのは日本人の女の人は家事で潰されそうなんだと、知り、謎の同じ女性として悔しさが笑。

夫2:妻8の関係を全くストレスと感じない家庭もあるでしょうし、夫5:妻5といったバランスのとれた家庭もあると思います。
ですが、検索している奥さん達が少しでも、楽になれるように、旦那さんがまず出来る家事から。についていつか記事に出来るように私なりに調査をしてみたいと思います。

記事、書き終えて

まだ、15歳の私が人生の先輩方に当たる人々の家庭の「家事・育児」分担についてこんなにも首を突っ込んで、生意気な、と書きながら思ったり、すみません。
そして、どんな家庭に育ってしまった子だろうかと思われた方が一人でもいたら、父と母のプライドもありますので、先に言わせていただきます。
我が家は、とんでもない昭和オヤジがいたため、母が家事をほぼ全て行っていました。父曰く、私の母は家事が好きだから任せているといい感じに私達に言っていましたが、そんな人はなかなかいませんよ。と、小さい頃から思いながらも、私は家事が好きだったので母の代わりによく手伝っていました。
そうして家事に恋する私になりました。
(決して、うちの家庭は「やばい」わけではなく、「やばい」のかもしれなかったら、私ですので理解して頂けると幸いです。)



いいなと思ったら応援しよう!

家事に恋する大学生
サポート頂いたお金で、ご飯やお菓子作りの材料、家事道具を購入します。家事時間の楽しみが増えるので、ぜひサポートお願いします!☺️

この記事が参加している募集