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◆アーティスト写真の投資対効果

アーティスト写真、持ってますか?
写真は一秒で魅力が伝わる大事なところ。
最初はちょっとお金がかかりますが、リアルでもオンラインでも、発信活動をしている方なら絶対に持っておきましょう!!


●まず、損得で話します

以前の僕は思っていました。アー写、高くないか?…と。
最低数万円かけて撮って使い所がそんなにあるか?…と。

今はこう思ってます。アー写、安くないか…?と。
お金をかけると一番影響がある部分ではないか?とすら思っています。

使い所があるかどうかはその人次第ですが、「いい写真が無い」ことは物凄く損なことです。
魅力が伝わりづらいのはもちろん、「この人、ちゃんとした写真一枚持っていないのか」という印象になります。

フライヤーデザイン時も、一人だけ明らかに画質が合わない方がいるとその人に合わせざるを得ません。
自分では気づかないうちに人の足を引っ張ってしまっていることもあります…

ということで、写真は必ず持っておきましょう!

●いくらくらいかかるのか?

誰に頼むか

試すと分かりますが、プロに撮ってもらった方が後々確実に使いやすいです。

料金は人によりけりですが、フリーランスで活動している方であれば2万円から5万円程度で撮ってもらえると思います。(スタジオ撮影か、どこかに出向いて撮影かでも変わりますが)

インスタ等で発信しているフォトグラファーもたくさんいらっしゃるので、見つけるのは比較的簡単かと思います。

やはり人ごとに性格というか、得意な撮り方というのがあります。

笑顔を引き出すのが得意な方、生々しいライブ写真が得意な方、商品撮影のようにとにかく使いやすい写真を撮ってくれる方…

できれば色々な方にお願いして、自分と相性がいい方を見つけたいところです。

どこで撮るか

撮影スタジオ、屋外、現場(ぼくの場合はライブなど)、自宅など色々選択肢があります。
こればっかりは使用用途によりますね。
撮影スタジオの場合、人だけ撮るような場合なら(狭いスペースでいいのなら)1~2万円で済むこともあります。

●使いやすい写真は

チラシ、ホームページ用

チラシやホームページのことを考えるとまず白バックは必須です。
クールな雰囲気の方は 黒バックもいるでしょう。
背景は他にもいろいろと工夫の余地があります。

ミュージシャンの場合、ドレスを着れば言わずともクラシック感が伝わりますし、街中を背景にして少し姿勢を崩せばロック感が伝わります。

僕としてはやはり楽器が売りなので、楽器と一緒に写ったものをよく使います。
楽器がたくさんあるのですが、全て入れようとすると逆にぼやけるので特にポイントとなる楽器を際立たせるイメージです。


資料用

フリーランスでやっている方はおそらく自分で資料を作る機会も多いと思います。

この時、プロフィール写真だけでなく現場の写真もあるととても重宝します。(僕の場合、コンサートやワークショップ)

自分で記録されている方も多いと思いますが、現場では是非撮影スタッフを入れて撮ってもらいましょう。

お客様とアーティストが一緒に写っているものでなければ使いづらいものです。

できれば、お客様の顔にモザイクを入れずに使えるように許可まで取っておけるとさらに便利です。


●余談

失敗談

一度、「やっちゃったなー」というのがあります。

撮影スタジオではなく、音楽用ホールでの撮影でした。
採光がいいホールだったのですが、その日は曇りでした。

カメラマンが持ってきた照明が弱めで、終始「暗い…」とつぶやいている中での撮影。
後日送られてきたものもやはり暗く、後修正で結構無理やり明るくして使いました(結構不自然です…)。

それ以来、照明機材には思い切ってお金をかけるようにしています。

RAW形式とは?

撮った写真の納品形式はカメラマンにより様々ですが、一度「RAWデータいる?」と聞かれたことがありました。
全然知らなかったので調べてみたのですが、
すごく乱暴に言ってしまうと 後から編集しても画質が落ちにくいのがRAWデータです。

正確にはここを見てね

普通の写真(JPGなど)は後から明るくしたり、エフェクトをかけると基本的には画質が結構落ちます。
ところがRAWデータは色々いじってもきれいなまま、というのが僕の印象です。

編集にはAdobe Lightroomなどソフトが必要ですが、お試しなどもあるので 興味のある方はRAWデータももらってみてはいかがでしょうか。(データ重いですが)


加工前
加工後(トリミングしたり、背景の汚れを消したりもできます)


…というわけで、写真はプロに頼んだ方が結果いろいろと安くつきます。
ぜひ自分の写真を持ってくださいねーー

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