国分寺五郎のオヤジメシ料理帖 -嫁がいぬまにポークソテー-
はじめに
のっけから余談になるが、私が興味を引かれた最近の話題として、①櫻井よしこさんの国防に関連する発言、そして②上川陽子外相への麻生さんの容姿言及発言をめぐるネット上の論争がある。
①については、”安全なところにいる人の話を聞くな” というのが一つの見解となりつつある。平和憲法があったから朝鮮戦争やベトナム戦争に参戦しないで済んだという見方がある。平和憲法があったから、私自身も戦争に引っ張られずに済んだと思っている。そのような平和憲法が果たしてきた役割を全く評価せずに、国防をおろそかにしてきたなどと語って欲しくない。
②については、平和憲法を背負って世界中を飛び回っている上川陽子外相を、すごい人だと褒めちぎった麻生さんについて、賞賛の言い回しが問題だとし、話を矮小化しようとしている人たちがいる。上川外相のようには活躍できない人々が嫉妬してあれこれ言っているとしか思えない。
さて、そのような世の中の動きはともかくとして、問題は、今晩、嫁がいない。といっても飯炊き大好きオヤジには大した問題でなく、肉嫌いの嫁がいぬまにポークソテーを作ることにした。
本日のお題:ポークソテー
40歳になる少し前、大阪から東京に転勤で出てきたのだが、1年ほど独身生活を楽しんだ。新宿に通勤していて、今は思い出横丁(昔は●●横丁)と呼ばれる飲食街の定食屋で、毎日のように食べていたのがポークソテー。まさに思い出のメニュー。
材料について
豚ロース:スーパーで2枚523円の豚ロース(次の日、残りの1枚を食べた)
しめじ:ポークソテーに添えるシメジで、足切りずみ
キャベツ:冷蔵庫にあったものを刻んだ
その他の副菜用材料:ワタリガニ(味噌汁用)、耳コンブ(味噌汁のだし用)、大豆もやし(ナムル用)
調理:
①しめじをマーガリンで炒め、塩、コショー、そして醤油で味付けし、皿によそった。冷蔵庫にキャベツがあったら、それも刻んで皿にのせた。冬の間は、皿をあらかじめレンチンで温めておくのが良いだろう。
②塩・コショウで下味をつけておいたロース肉を、マーガリンを熔かしたフライパンで、両面を軽く焼く。
③フライパンに適量の日本酒をかけて蓋をして蒸す。頃合いを見て、ひっくり返し、また蓋をする。
④肉にあらかた火が通ったころ、適量の醤油をかけてひっくり返し、裏面にも醤油をかけ、またまた蓋をして少し蒸す。
⑤頃合いを見て適量のウスターソースをかけてひっくり返し、裏面にもウスターソースをかけ、それらの混合物であるタレを煮詰める。
⑥タレが煮詰つまったら、肉を切って皿に盛りつけ、しめじと肉にタレをかけて出来上がり。
メインディッシュはポークソテー。同時に作った大豆もやしナムルやワタリガニ味噌汁と、冷蔵庫にあったポテトサラダに白菜漬け、さらにユズ酒を添え、鬼のいぬまの夕食は大ごちそうとなった。
いただきま~す