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国分寺五郎のオヤジメシ料理帖 -サラミピザ-
はじめに
ピザは、西洋のお好み焼きというふれこみで、学生のころに初めて食べた。お好み焼きと違って、ちょっと贅沢な味がした。比較的安価に家でも作れることが分かり、今では月一度ぐらいと頻繁に焼いている。それでもアルコールが入って締まりがなくなった顔で、「贅沢やねー!」を繰り返しながら食べている。厨房に立つことを苦手としている同世代の方々に是非作ってもらいたい料理である。自分で焼いたピザで、おしゃれで贅沢なひとときを過ごすのもなかなか良いのではないでしょうか。
本日のお題:サラミピザ
料理の幅を広げようとしてイタリア料理の本を買った。それを読んで、ピザが簡単に焼けることを知った。それ以来、自家製梅酒をチビリチビリとしながらビザを食べ、至福の時を過ごしている。ピザの美味しさは生地の出来具合で決まる。これから紹介するのは薄い生地のピザ。耳付きの厚い生地がお好みならば、YouTubeでたくさん紹介されているので、それを参照してほしい。生地もトッピングも焼き具合も、私自身、まだまだ研究中である。
材料について(生地は4枚分・具材は2枚分)
小麦粉(強力粉 250g、薄力粉:50g):強力粉のみで作るレシピが多いが、私は試しに薄力粉を混ぜて作っている。生地は小麦粉の配合で微妙に変化するらしい
ドライイースト:3gx2。3g袋入りを2袋使っている。ドライイーストは、予発酵なしで小麦粉に混ぜるだけでOK
ホールトマト:1缶。トマト缶はカットトマト缶もあるが、ホールトマトで作るトマトソースの方が美味しく感じる
トマト:1個。生な感じを出すため、少量をトッピングに使っている。今回は大き目のトマトの半分をトッピングに、半分を同時に作ったトマトソーススープに使った(トマトソースの残り、トッピング具材の玉ネギ、ピーマン、サラミ、トマトの残りと、コンソメスープ2個で作る)。
玉ネギ:半分。薄くスライス
ピーマン:1個。みじん切り
サラミ:小2本。スライス。ベーコンやバナメイエビなどを使う場合がある
ニンニク:大きめ一片。みじん切り
チーズ:高騰中だがたっぷり乗せる
オリーブオイル:10g。生地用だが、トマトソース用にも適量を使う。オーブンに入れる前の生地にかける場合もある
塩:10g。
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ニンニク、チーズ、オリーブオイル
設備投資
ペストリーボード:テーブル上で直接こねることも出来るが、うどんやパン作りでも使えるため、スケッパーとともに是非とも揃えたいマイアイテム
ピザカッター:ピザは、やはり回転するカッターで切るべし
調理
①生地を発酵させる:ボウルに強力粉、薄力粉、ドライイーストを投入し、よく混ぜ合わせる
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湯を160mL、塩10g、オリーブオイル10gを計り取る(塩は混ぜて溶かす)
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ボウルの粉の中に投入し、菜箸1本で混ぜる
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ある程度まとまったら、手を使ってさらにまとめる(ボウルについた粉はスケッパーでそぎ落とす)
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丸くまとまったら、ボードに移し、V字こねする。かなりしつこくこね回し、グルテンのマトリックスを形成させる
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こねるのに飽きたころ、オーブンに入れて、40℃で40分間発酵させる
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②トマトソースをつくる:みじん切りしたニンニクとオリーブオイルをフライパンに投入し、ニンニクの香りをオリーブオイルにうつす
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香りが立ったら焦げる前に一旦火を止め、ホールトマトを投入。中身が飛び出さないようにしながらトマトを潰す
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再び火にかけ、2/3ほどに煮詰めて塩、コショウで味を調える
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③生地を伸ばす:生地の発酵が終わったら、スケッパーを使って、打ち粉をしたボードに移し、ついでまたスケッパーを使って4等分し、濡れフキンをかけて15分ほど休ませる
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70歳を過ぎると少食となる。以前は4枚を2人で食べていたが、今は無理。それで、2個は打ち粉たっぷりのポリ袋に入れて冷凍保存(自然解凍し、40℃で20分も発酵させると元に戻る)
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薄い生地のピザなので、麺棒を使ったりして、目いっぱいに引き延ばす
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④トッピング:生地の発酵中にトッピングの具材を切っておく。今日のトッピングは玉ねぎ、ピーマン、生のトマト、サラミ、そしてチーズ。
例えば、ツナ缶とコーンとパルメザンチーズにオリーブオイルをかけるというのも良いかもしれない
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円盤にのばした生地をクッキングペーパーに移し、トマトソースを薄くのばす(厚く塗りすぎると生地が湿るので、なるべく薄く)。残ったトマトソースは、固形コンソメ2個で作ったスープに投入し、具材の残りを加え、トマトソーススープを作った
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順次トッピングを乗せていく
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⑤焼く:オーブン2段を250℃に予熱する。次いでミトンで1段目を引き出して扉の上にのせ、クッキングペーパーをつかんで、1段目、2段目に生地を乗せる。ミトンで1段目をもどし、250℃で10分間焼く
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色よく焼き上がったら(焼き色を見て時間を調節)、再びミトンで1段目を扉の上にのせ、クッキングペーパーをつかんで皿に移す。残りの1枚は扉を閉めて保温しておく。
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⑥いただきま~す:ピザカッターでカットして、
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タバスコをかけて、
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