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梅雨を楽しむレシピ/紫陽花の色はどうして?

爽やか気分の5月が今日で終わります。4月から新生活や新プロジェクトや新学年などみなさんの環境変化の中でも、ちょっぴりお疲れの5月だったかもしれません?!明日からの6月は衣替え。梅雨入りの前にせっかくなので…ささやかですが

梅雨を楽しむ私のレシピ

1)お気に入りの傘:どうせ雨なのだからコーデを意識した傘を数本準備その日の気分とコーデでセレクト。持ち歩くので、なるべく軽いものにしています。曖昧なお天気には晴雨兼用もバリエーションに。

2)レインシューズ:どしゃ降りの時は、いた仕方なくレインシューズ…つまりは長靴の場合もあるから、ハーフブーツのようなデザイン長靴にしています。ハーフブーツタイプだと、服装とのコーデの幅も広め。

3)紫陽花を楽しむ:見渡すと咲き始めていませんか?

Q:ところで、紫陽花の色っていうと、何色を思い出しますか?

最初に思い浮かぶのは「紫色系」かもしれません。例えば、6月を絵に書いて…と季節を表現しようとすると、紫色の紫陽花・カタツムリ・雨模様。の3点セットを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?けれど、紫陽花の花の色って、結構バリエーション多くないですか?

それでも、紫色系を思い浮かべる人が多いようです。なぜでしょう?

ついつい、色の分析をしたくなってしまう私ですが…紫陽花の色の違いの理由。私は思い出すフレーズがあります。

あか色のリトマス青に、アルカリ性

それですそれ!リトマス紙で、色々実験したあの小学生の頃から、もうね。標語のように自分の中に植え付けられて、同時の記憶で紫陽花の花の色はその土壌のアルカリ性と酸性の具合とのこと。土壌がアルカリ性→赤色系のアジサイ。土壌が酸性→青色(紫色)系のアジサイ。(もっと詳しくはその成分までお話が及びますので、ここでは割愛にて)。日本の土壌は酸性傾向にあることで、青色(紫色)系の紫陽花が多いということらしいです。そして、状況により画像にように混ざっていたりもするのですね。

何より、私が紫陽花のこのカラーバリエーションに魅力を感じてしまうのは、その土壌との関連性で花の色が変わる。つまりは、紫陽花の色は、土壌の色とも言える?通常のお花は、花の方の個性で色めくけれど、紫陽花のこの柔軟性というか、順応性というか…そして、どうであれ、それぞれに美しいところに見とれてしまうのです。

造形的にもディテールの完成度が高い小花が集結して大輪になるような、ふんわりした立体のグラデーションも綺麗で、まるで「花火」のよう。艶々の若葉色とのコントラストが、花々をより鮮やかに見せてくれます。と、ついつい見入ってしまうのですが、せっかくなのでこの時期ならでは!の楽しみにしています。

さらに、この紫陽花はインテリア的にも素敵に。鮮やかな新緑とカラフルなお花のバランスもよく、1本でもボリュームたっぷり!その分、お花の部分が重いので、ややずっしりと高さの低めの花器に、低めの重心で生けたり、茎をしっかりホールドできるボトルタイプなど、倒れないような安定感のバランスがおすすめです。

明日からの6月。自然の中の色彩も是非、楽しんでみてください。


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