ミスチル/色彩三大ソング最終形は「GIFT」でキミに贈る
週末をいかがお過ごしでしょうか?今週も忙しかった〜?!そして梅雨冷えでしょうか。肌寒くて…あたたまりたい。そんな時はコレですね。「色彩ソング」でカラフルに彩りましょう!ということで、ミスチル完結編(このシリーズ:ミスチル編は今回にて、一旦最終形といたします)。私の感覚によると桜井さんは色彩心理感性もとても高いので、色が気持ちを表すこと・伝えられることを感覚的に知っていて、表現法の一つとして軽やかに歌っているのです。
2002年初期に「Any」では、それぞれの感じるままの「色」を伝え
2007年中期に「彩り」では、それぞれの色を、ふんわりと気持ちに置き換え
2008年まとめに「GIFT」でその答えを届けている(とは、私の推測)。この曲はNHK北京オリンピック・パラリンピック放送テーマソングでもあったので、より多くの人への「GIFT」としてもこの「色の気持ち」の大きさを知っていて伝えているのだろう。と…。はじめて聴いた時に、私は正直涙が溢れてしまいました(色彩心理感度が敏感すぎる人には、通常よりも感性に響いてしまうのです)
ということで、なぜ?Mr.children「GIFT」/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
がその最終形と感じているか?を歌詞を色彩心理からの分析からお伝えします。
■最初の一言から広がる色と光の世界
一番きれいな色ってなんだろう?一番ひかっているものってなんだろう?と問いかけられる私たちの中で、ふんわり&キラリと色が想像されるのです。それはそれぞれに煌びやかな色かもしれないけれど、「一番」と問われると迷ってしまう。何故?。あえての問いかけから迷う気持ちごとを、投げかけらることで、とても大きな色と気持ちの世界が広がってくるのです。
一番きれいな色ってなんだろう?
一番ひかってるものってなんだろう?
僕は探してた 最高のGIFTを
君が喜んだ姿を イメージしながら
■白か黒では割り切れない無限の色
白か黒で答えろという難題。直接的にこの問いかけがあるというよりは、結論的にそうせざるを得ない状況に、確かに多くの場面で出会っている私たち。小さなことから大きなことまで、決断を迫られ、果たしてその選択がベストなのだろうか?ふと選ばなかった方も片隅に引っかかっていりながらも、また次の壁の前で、また迷っている。迷っているけど、「白と黒のその間に 無限の色が広がっている」、その無限の色から、自分に似合う色を探そう!君に似合う色を探して、やさしい名前を付けたなら、「ほら 一番きれいな色」。もうこの色が何色とは言いませんし言えません。君に似合う色「その人、それぞれの色が一番きれいな色」ではないでしょうか?
「白か黒で答えろ」という 難題を突き付けられ
ぶち当たった壁の前で 僕らはまた迷っている 迷っているけど
白と黒のその間に 無限の色が広がっている
君に似合う色探して やさしい名前を付けたなら
ほら一番きれいな色 今君に贈るよ
■君がくれたGIFTが僕の中でひかり続ける
一番きれいな色ってなんだろう?一番ひかってるものってなんだろう?僕は抱きしめる。…僕は君に贈りたい(届けたい)と探し続けていたGIFTが、いつの間にか僕は君から贈られて(届いて)受けとめている。もうなに色とか、なにがひかっているのか?それは目には見えないけれど、「ある」もの。君の中から僕の中への空間移動のような「ある」ものが、僕の胸の中で、ひかり続けているんだよ。
一番きれいな色って何だろう?
一番ひかってるものって何だろう?
僕は抱きしめる 君がくれたGIFTを
いつまでも胸の奥で ほらひかってるんだよ
ひかり続けんだよ
まとめ
この曲は、MVからもその世界がストーリー仕立てて伝わってきます。最後の場面でみんなで空に向かって放水された水から、実際の虹を出現させるのですが、水という透明な物体に光が屈折してプリズム現象から虹が発生するこのメカニズムそのものにも、色彩感覚のストーリーをまた、読み取ってしまう私(もう誰か止めてください-笑)。きっとね、水が僕で光が君で、虹が「それ」なんじゃないのかなぁ。
歌詞引用:
http://j-lyric.net/artist/a001c7a/l00e2a9.html