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【今週聞いた話】AIが仕事を奪うっていう事は起こらないんじゃないかと思えてきた
今週会社で、AIを使った外部のサービスを導入するにあったっての説明会があった。
注:私はAIに全く詳しくないので、何がAIで、どこまでがAIなのか、スマートフォンを初めて見たおばあちゃん状態の様なものなので、もしかしたら、専門的に間違っていることもあるかもしれませんので、ど素人の呟き程度に読んでもらえたら有り難いです。
会社で導入しようとしているのは、日常使う営業、在庫、経理等色々なデータの管理システム、いわゆるチャットGPTのような機能を使った内部ドキュメントやプレゼン資料作成システム、などをAIを使うことで、効率的で高正確性、高セキュリティーのシステムになる、というもの。
この説明会を聞いてて思ったこと、AIが人間の仕事を奪っていくという将来像は、かなり限定的なんじゃないかな、と。
データ管理みたいな使用する側の指示がはっきりしているものは、有効に使えると思うし、そういうような業務(実際にどういう仕事がこういう業務に当てはまるのかは分かりませんが)は、AIに取って代わられるのかもしれない。でも、情報や文章(言語)などが絡んだ業務は無理な気がする。例えば、「こういう情報を集めてこういうドキュメントを作りたい」という指示があったとして、AIが収集した情報が本当に正しいのかをチェックする必要があるし、作成されたドキュメントも指示がニュアンスも含めて正確に伝わっておらず何回も指示を出し直すか、自分で直接ドキュメントを訂正するしかない、という可能性もある。結局、専門職の人に聞いた方が早いし正確、ということもあるのでは(例えば人事の契約書内容、経理処理など、ケースバイケースで異なる対応をしないといけないもの)。
説明会の担当者が言っていたが、AIが収集する情報はバイアスが掛かっていることもあるし、利用者が好む結果をあえて選んで集める傾向もあるし、AIは(今のところ)完璧ではない。それを聞いて、いや、「完璧でない」のではなく、「敢えて不完全」にしているのではないか、と思ってしまった。昔よく聞いた、消費者が買い替えをせざるを得ないように、電化製品が敢えて10年くらいで壊れるように作られている、というウワサ。AIが完璧に近いほど、多くの専門職が職を失う。(もちろん、今回システムを売りに来た、パワーポイントに大きくChatGBTと書くようなこの担当者すら不要だろう。)ちょっと使える、くらいがちょうどいい。まるで今流行りのconspiracy theoryみたいだな。というか、ネットで検索したらすでにセオリーの一つとしてありそう。
冗談は置いといて、実際は、情報取集時の課題や、複雑な(主観の入った)指示を正確に読み取れるか、など、技術面での難題なんだろう。
また、技術面だけでなく、AIが取ってくる&使っている情報元との衝突の問題もある。
上記の記事(一つ目はデンマーク語、二つ目は英語)であるように、ニュースメディアが自社の記事を無断で使われないようにChatGPTなどAIをブロックする対策をとっているところもあるそう。その傾向が強くなればなるほど、AIの信頼性が欠けてくるのでは?そうすると、例え技術が完璧に近くなったとしても、情報の信頼性が欠けていては使えないのでは?
以上、最新技術に疎い私ですが、今回、AIの(一部でしょうが)機能に関する話を聞く機会があったことで、ちょっと思ったことでした。