銭湯レビューNo.2 新大久保「万年湯」
はかた号に揺られながらこのNoteを書いています。いや夜行バスなんてどれだけグレード上げても乗るもんじゃないっすよ。座席ではだいたい寝られない自分は寝不足でグロッキーになってるのが関の山です。
せめてもの足掻きで「風呂入ってゆっくりしてから臨みてえな〜。」ってなってる人も居るでしょうから、今回はそういう人のためにバスタ新宿近辺の銭湯を紹介します。
今回紹介するのは山手線新大久保駅徒歩4分の場所にある「万年湯」さん。韓流ショップが立ち並ぶ大久保通り沿いにあります。
この万年湯さんは近年ブームのリニューアル銭湯の一つで、江戸の町家風の内装にリノベーションされています。
万年湯さんは靴箱の他に傘ロッカーがあり、傘パクを心配しなくてもいいようになっています。
おまけにフェイスタオルは無料(ただし2枚目から50円)貸し出し!! これは他の銭湯には無い大盤振る舞い。女性が多く行き交う立地ゆえのきめ細かいサービスが光ります。
脱衣場は縦1m、横40cm、奥行き40cmぐらいのキーロッカーがたくさん並んでいます。一応籠付きの棚も用意されていますが、こちらは鍵無しです。脱衣場は狭くは無いですが、広くもない標準銭湯サイズ。貴重品ロッカーもちゃんと完備されています。
シャワーは25台ほどあり、シャンプーとボディーソープも完備されています。全体的にリノベーションされていますが、銭湯の代名詞ケロリン桶はそのままと粋な心遣いが垣間見えます。
お風呂は中温風呂と高温風呂、水風呂の3種類があります。 中温風呂は41℃ほどと入りやすい温度。座風呂と呼ばれるジェットバスや電気風呂もこの湯船の中にあり、ついつい長湯してしまいそう。
高温風呂は44℃と中々高めに設定されていますが、この風呂はシルク風呂という、マイクロバブルによって白く見えるような仕組みになっています。新陳代謝にも効果があるらしく、心無しか肌がつやつやになったような気がします。
水風呂は20℃ほど。青のタイルによって識別されており、うっかり入って「冷てえ!!!!」ってなる心配も無し。ただ、入るのは3名が限界。
銭湯独特の壁画は富士山でなく、鶴の羽ばたくタイル絵。タイル絵ゆえのシンプルさがこのお湯のユニークさを掻き立てます。
銭湯から上がったら牛乳……ってなるところですが、ここは牛乳の販売がありません。自販機はあるので、水分補給は可能。
新大久保駅から駅チカ、バスタ新宿へも電車で1本という立地の万年湯。江戸の町家気分を味わいながら、長旅の疲れを癒やしませんか?
万年湯採点
・広さ度…★★★
・レトロ度…★★
・風呂の熱さ加減…★★★★★
・サービス充実度…★★★★
万年湯基本情報
・入湯料金…460円
・定休日…土
・営業時間…15:00~0:00
・タオル販売…なし(レンタル方式・1枚目に限り無料)
・牛乳販売…なし
・シャンプー・ボディーソープ…あり
・ドライヤー…あり(20円3分)
・ロッカー…鍵付き
アクセス
JR山手線新大久保駅改札を出て右、大久保通りを進み、キャンドゥ手前の道を右に入り突き当たりにあり。(徒歩4分)
JR中央線各駅停車大久保駅北口を出て大久保通りを左方向に進み、新大久保駅を超えキャンドゥ手前の道を右に入る。(徒歩8分)
※このレビューは2019年3月現在の情報です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?