声なき声上げる余裕
お久しぶりです。この間伝える暇もないくらい帆走していたわけではないけど、どうしても今を残したくてID危うく忘れながらもここに戻ってこれました。パイセンありがとう!
仲間が「この人絶対ケンさんと仲良くなるよ」と教えてもらって、まんまとかっこいい人を見つけたのでシェアしたい。
先日三島由紀夫賞をとった活かした若者作家。かっこよさヤバない?
いやぁ素晴らしい在り方の上に生きてる方。東京居たらもう既に友達になってたやろうなぁ。間違いない人は、言うことなすこと一貫している。
レジスタンス(抵抗)is not テロリズム
以前、パレスチナの壁画に書かれていた言葉。そもそもテロって何だろう。世界初の神風特攻や、世界中を震え上がらす最強米軍の空爆はそうではないこともない。勿論数でないがれっきとした歴史すら人々は何度も学ばないから戦争は終わらないと、最近見た鋼の錬金術師の美人な敵が言っていた。
パッと見、上記の彼も状況を知らない人から見たら危なく映るかもしれない。それでも彼は落ち着いてそのままのスタンスで話していたんだろう。上記のインタビューも本当に共感したのは、しっかりと痛みを知り、相手の立場になって考えることができる人だからなんだろう。理不尽極まりない絶望的なセカイをただ呪うだけではなく、仲間らとの討論から新しいことを知り、自分で判断して選び、自分を磨いて世界に声を発する。コレラは本当に怖いことだと思う。ただ、悪いものを叩くことはしたくないけど、良いものは良いと言いたいから、これらを共有する。
それほど今のパレスチナも、他の国も、様々な影響で絡み合い、しっかりと繋がって混沌としている。自由にモノが言えなくなってしまっている国、未だ興味関心を持たせられなくしている国、自分や周りが生きることで必死な国。自由があるのに不自由を選ぶ国。それぞれのアンテナも価値観も同じ国にいてなお人それぞれだが、ここで弊害となってくるのがその土地における一般常識や風習などの文化なんだろう。最近仲間に借りたペンキアーティストSHOGEN君の本にも書いてあった全然違う当たり前。
それでも目の前に出会った人とのやりとりを通じて、ちゃんと確かめたい。そこにはきっと捨てたもんじゃない安心やほっとするなにかも必ずあるから。
震えた再会
そんなこんなになるほど、未だ10/7から始まったイスラエルからのパレスチナ虐殺も、もちろん日本の自殺も止まらない。世界の人々は確実には声を上げている。あっちサイドで情報も偏った日本ですら未だ毎日報道されない現状をスタンディングで伝えている方々がいるくらいだ。
世界中でもイカした抗議活動が繰り返されている中で、今年のはじめに初めてSOSを出して来た兄弟分が、パレスチナから京都へやってきたのだから驚いた。
俺にリアルなパレスチナを教えてくれた兄弟分との京都での時間はあっという間だった。時間は足りない。けど、また生きて会えることの凄さをしっかりと味わった。俺たちはそんな時代に生きている。学ぶことをやめた人たちと、それでも抗う人たちと共に。
古より繋がる必然の道
そんなやり場のない思いを胸に、最近も寺社仏閣巡礼もひと際大好きな仏像巡りと化した。
16歳の時、初めての一人旅で京都に行ったとき、従妹の兄貴から薦められた広隆寺の弥勒菩薩。未だあの時の弥勒さまを越えるほどの出会いはないけど、それでも改めて仏教や世界中の様々な教えを学ぶ機会も増える。本当に奥深く、人間が生きていくための知恵が詰まっているからおもしろい。
そんなこんなで今日も胸の前で手を合わせる。
今生きてる喜びと目の前に起きる出来事を抱きしめて。
またいつかつながるその日まで気付きの学びは続いてくれるのである。