ケアマネの平均年収388万円の実情

どーもカイゾウ(＠kaizo777)です。

今日は「ケアマネの平均年収の実情」をテーマに書いてみたいと思います。

内容的には私のお給料の推移なんかもざっくりと書くことになると思いますのでケアマネを目指している方や現在ケアマネで働いている方には参考になるかもしれません。

「388万円」

この数字を「少ない」と取るか、「納得の金額」と取るかは人によって異なるでしょう。

仕事が毎日激務で1日の就労時間が10時間以上であれば「少ない」と感じるかもしれませんし、8時間であれば「納得」になるかもしれません。

私は「平均」として考えるなら「納得」です。

今日の記事の結論としては「平均」を超えたいなら相応の仕事をする必要があるということ。そして、それが報われていないなら環境を変える他ないという内容になります。

ケアマネになり始めた頃の私の年収

私がケアマネになったのは13年前。
20代も終わりを迎える頃にケアマネになりました。

ケアマネとして初めて働いたのは「医療法人」

そこでの年収がまさに約380万円。
賞与年2回。1.4倍の賞与を7月・12月に頂いていました。

月収は約25万円。これらは保険料等を引く前の額面です。

当時は残業もあったので、年収的にはまさに今の平均値に近い状態だったと思います。

当時は完全にサラリーマン脳だったので、自分がどのような仕事をすることで会社にいくら入っているなど考えることがありませんでした。

ケアマネ1年目の終わり頃には約30件程度担当させて頂いていましたが、1年通して考えると私一人を雇うことで事業所単体では「赤字」だったと思います。

入職後半年ほどは月件15～20件くらいしか担当していませんでしたから…。

一律で同じ給料がおかしい？

ケアマネの場合、1件担当すると事業所にいくら報酬が入ってくるか明確です。

ここでは細かい数字は割愛しますが、平均して1件約11000円くらい。加算算定している事業所であれば1件約14000円くらいでしょう。

一概には言えませんが、事業所の中には40件前後担当しているケアマネもいれば、25件程度しか担当していないケアマネもいると思います。

しかし、多くのケアマネの事業所は役職による収入の変化だけで、一般職員は一律同じ給料という所が多いように感じています。

こうなると、給料を上げたければ一生懸命働いて(40件担当しながら他の業務もこなして)成果を出した上で会社に認めてもらい「昇格」することが必須になります。

でも昇格するまでは、給料は変わらないわけで…。
もし昇格できなければ頑張りも無に帰す可能性があります。

(とは言え一生懸命働いて得た経験や知識は無駄になることはないので、一生懸命働くに越したことはありません。)

昇格に何年かかるか分かりませんが、その間頑張り続けた日数分、金銭的には報われない…。

「程よく働いて、決まった金額貰った方が得だよね」と考える人が多いのが現状なのだと思います。

「給料を上げたい」そう思ったら、まずは会社に対して価値提供出来るだけの金額を自らが稼ぎ出す必要があります。

これは担当件数なのか、会社内の役割なのか、どちらでも良いと思います。でも他の人と同じことをしていては決してお給料が上がることはないでしょう。

どうしても給料に納得できなければ

納得のいく給料で雇ってくれる環境に移るほかないと思います。
(ここでは起業の考えは抜きです)

介護関係の場合、大きな会社が一概に給料が高いかと言えばそうとも言い切れません。

名前は有名だけどお給料は少ない会社はあります。

もちろん高い給料を貰う=相応の仕事をこなせるが絶対条件になりますが、今の仕事量に対して十分な報酬を得られていないと感じれば「転職」が最も有効な手立てでしょう。

私は介護業界での仕事経験のほとんどが「ケアマネ」としてなので、ここでもケアマネのことしか書けませんが、上記で書いたように「一律」ではなく「成果報酬型」の事業所へ転職するは有効な手立てだと思っています。

まさに私の勤める事業所がそれ(笑)

医療法人で「管理職」として頂いていた報酬と「一主任ケアマネ」として頂いている現在の報酬はほとんど変わっていません。

私は現在の事業所では「主任ケアマネ」ではありますが、役職としては何もついていませんので。

ケアマネの388万円の年収はあくまで「平均値」

仕事量と報酬が合わず納得できていないのであれば経験を積み
①管理職になる
②仕事量に対して報酬が変わる会社へ転職する

が手段として考えられるモノだと思います。

東京近郊にお住いのケアマネさんで「成果報酬型」の事業所で働きたいという方いらっしゃいましたら是非一緒に働きましょう！(笑)

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。