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多職種連携は情報の共有から!!

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

今回の記事は介護に関わるチームでは「情報を共有」していきましょうよ。という内容で記事を書きます。

ここで言う「介護に関わるチーム」とは一人の利用者を支援する為に利用者を取り巻くご家族や医師・介護サービス事業所・ケアマネジャーなどのことを指します。

先日私が担当している利用者が自宅で立ち上がることも出来ない状態なのに報告の連絡をしてこないデイサービスがありました。

このようなことを踏まえて今日の記事を書いて、少しでも「情報の共有」に対する意識を介護者・医療職・介護職の皆さんが持ってくださったら嬉しく思います。

この記事は
・家族介護者さん
・介護従事者さん
・医療職の方々
・ケアマネさん

の参考になるように書いていきます。


何を基準に情報を共有するのか?


先日私が担当させて頂いている独居の利用者がデイサービスに行く時に、椅子から立ち上がれない状態で自宅にいることをデイの送迎時にわかったのに報告を怠るデイ事業所がありました。

なぜ報告しなかったのか聞くと「本人が家族にはすでに伝えていると言っていたので」…。ちょっと何を言っているのかわかりませんが…ここでこの議論は止めます。

まず、情報を共有する上で4つの分類が必要だと思います。

①重要性、緊急性が高い情報
②重要だけど、緊急性は低い情報
③緊急性は高いけど重要ではない情報
④緊急でも重要でもない情報

①~④のどの情報に分類されるかで、どの速度感で共有が必要なのかを第一情報収集者は考えなければならないと思います。

今回の場合だと明らかに①に該当すると思います。なぜなら独居で椅子から立てないということは「生活がままならない状況」と考えられるからです。

食事は?トイレは?そのまま座っていて電話は掛けられるの?上げたらきりがありません。

今回は家族が本当に状況を把握してくれていたので、本人の言う通りに家族が来てくれていましたが、デイサービスが報告をしなかった理由とは全く関係がありません。

情報を共有しない一番のデメリットは利用者の命にかかわる可能性にも繋がることです。

①はすぐにでも対応が必要と考えます。①の情報を得た場合、家族でも病院でもサービス事業所でもすぐに関係者に共有が必要だと思います。

私は特に②を重要視しています。なぜなら重要だからこそ早くに対策を考えて緊急性を生み出さない努力が出来るからです。ケアマネジャーは常に②となり得る情報を考える必要もあると思います。

③、④は各自で対応したのちに共有した方が良いかどうかは各自で考えて判断するでも構わないと思います。


情報は全て共有した方が良いの?


利用者の支援に役立つ情報はどんどん共有した方が良いと私は思います。特に生活に関わる情報で各専門職の視点を通して感じたポイントなどは「なぜそう感じたのか?」という専門的な意見を添えて共有します。

ただ、何もかも共有した方が良いかというとそんなことはありません。

あくまで「支援」をするという名目から外れた情報は、たまたま知り得たとしても言う必要はないと思います。

自分が利用者の立場であれば、ただでさえ自分のことがあっという間に関係者に伝わる状況は気分良くはありません。それでも利用者(・家族)が黙認してくれるのはプロの介護を受けているという実感に他ならないと思います。


各専門職の視点から見た情報の共有はもっとも価値が高い


これは私の私見ですが、各専門職が専門的な見解で提供してくれた情報はとても価値が高いと思います。

その情報こそ私が先ほど重要視していると書いた「②重要だけど、緊急性は低い情報」に繋がります。

専門職が提供してくれる情報は、重要ですが緊急性が低い場合も少なくないです。ただ、その情報に対して早めに対応することで利用者の生活を長期的に安定させることが出来ると私は思います。


まとめ


今日は少し抽象度の高い話になってしまいました。

もっと具体的に分かりやすく書きたかったのですが、思いのほか分かりやすい具体例が思い浮かばずすみません。

約90記事を書き、だいぶ文章に書きなれたと思っていましたがまだまだだと実感しました。

これからも修行していきます。

今日も最後まで読んで頂きありがとうござました。

この記事を読んで「良かったよ」という方は是非「良いね💓」お願いします。また、良かったらフォローもお願いします。励みになります。

今日はこの辺で。

ではまた!!

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カイゾウ@現役在宅ケアマネ15年×コーチング1年❗
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