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地域ケア会議に対する本音
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
この記事を書いているのは昨日。
今日私は「地域ケア会議」に参加しなければならず記事を書く時間が取れないので前日に書いています。
とは言え記事を書き始めたのも20時30分。今日はサクッと「地域ケア会議」について思うことを書いてみたいと思います。
「地域ケア会議」を簡単に説明すると、市区町村内のとある地域で起こった事例をケアマネが提出し、その事例を元に有識者(医療従事者・サービス事業所・地域包括支援センター・行政職員・ケアマネ等)が集まって解決策を検討する場です。
解決策と言っても、事例そのものの解決ではなく、事例から読み取れる地域課題について検討し解決に至る手段やツールを導き出す会議とでも思って頂ければ良いと思います。
ここからは私の個人的な感想ですが、私はこの「地域ケア会議」が好きではありません。
提出される事例も「地域課題が抽出」出来るような好事例なんてものには早々出会うこともなく「ケアマネやってればそういうケース遭遇するよね」と思うものばかり。
結果としてその会議で何かが目に見えて変わることもなく、国からやれと言われているからやっている感が滲み出ている。
行政職員が参加しているからと言って、それを持ち帰り誰がどのように検討しているのかすら疑問。
正直そんな会議に数時間も取られるのが私は苦痛でなりません。
「事例検討」そのものは自分が経験したことのないケースを知る機会になることも稀にありますが、長くケアマネやっていれば一度や二度は経験したことあるようなケースが多い。
それに対して「主任ケアマネとして意見を」と言われても、文字面読んで答えられるほど利用者を支援することは簡単ではないですし「誰が担当するか」「利用者との相性」等々で結果も大きく変わります。
私は誰かと何かを共同するであったり、会議然りグループワーク然り大勢で何かを話し合うのがとことん苦手…。
自分が当事者として利用者に直接かかわっている時にはスイッチが入るのですが「検討会」として事例という「文字」を見ながら話をするという場がどうしても性に合いません。
とは言えこれは私の「主観」
一般的には事例を持ち寄って、様々な課題を抽出し、有識者同士で情報を共有する場は有意義なのでしょう。
私は「想像力」が欠けているので、どうしても利用者の顔が見えない文字だけの検討会だとリアリティに欠けて思うように頭が働かない…。
では自分が事例を提供する場合はどうかと言うと、事例の利用者について専門職として私が一番理解していると思っているので、字面で想像した意見を言われるとぶっちゃけイラッと来ることも少なくありません。
「あ~。○○さんはそんなサービスあっても利用しないな」とか「そんなことはすでに試しているし、そうじゃないだよな~」とか自分自身の性格の悪さも相まって非常につまらない会になります。
利用者「個々」に対する「サービス担当者会議」は重要だし有益だと思っているのですが、地域課題を抽出する為の「地域ケア会議」はどうしてもピンとこない…。
実際私以外のケアマネや地域ケア会議に参加するような有識者の方々はどう思っているのかな。
もしそのような方々がこの記事を読んでくださっていたら是非コメント頂けると嬉しいです。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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![カイゾウ@現役在宅ケアマネ15年×コーチング1年❗](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/41962331/profile_d692625067c347dd1f56f6721b1bec1c.png?width=600&crop=1:1,smart)