アドバンス・ケア・プランニングについて考えてみた!
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
先日は「もしバナゲーム」の記事を書きましたが、今回はその流れで「アドバンス・ケア・プランニング(以下:ACP)」について書いてみます。
「ACP」は別名「人生会議」とも呼ばれています。
ちょっと重い話題に思われるかもしれませんが、人生について考える機会を作ることって大事だと思います。
「こんな暗いご時世にそんなこと考えたくないよ」「縁起でもない」という声が聞こえてきそうですが、人生いよいよになった時のことを考えることでこれからの生き方にも良い変化が起きるかもしれません。
てなわけで、簡単に「ACP(人生会議)」とは何か説明します。
「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」とは将来の人生をどのように生活して、どのような医療・介護を受けて最期を迎えるかを計画して、自分の考えを家族や友人、医療・介護の担当者と予め共有しておく取り組みです。
ここからはケアマネジャーとしての私カイゾウの意見を僭越ながら書いてみたいと思います。
介護を受けている方(要介護者・要支援者)にはぜひ考えて欲しい
将来、今以上に身体の具合が悪くなった時、どのような治療を受けたいか、または受けたくないか、最期はどこで迎えたいか(自宅?・施設?・その他)など思い浮かぶことを考えてみてほしいです。
何となくでも考えておくことで、「今」自分がやるべきことも見えてくるかもしれません。
介護をされているご家族も、もし本人に聞きづらければそれこそ「もしバナゲーム」をみんなでやってさりげなく聞き出すきっかけを作ってみても良いかも知れませんね。
若くてもやる価値はある
私自身先日初めて「もしバナゲーム」を通して、自分がいよいよになった時のことをリアルに想像してみましたが、出てきた自分の答えに意外と驚きました。
ACPは「どう死ぬか」を考えるのではなく、「どう生きるか」そして「最期をどう迎えたいか」を考えるきっかけです。
ということは若くても自分自身でACPに取り組むことで、「最期は○○したいから、今のうちから○○しておこう」という目的や目標が見つかるかもしれません。
ACP(人生会議)は一度やって終わりじゃない
体調や家族構成、タイミングなど色々な要素が絡み合って「その時」の答えは出ています。ということは、月日が流れたりそばにいる人が変わったり、タイミングが違えばまた答えも違うということ。
一度答えを出したらOKではなく、最期が近づくほどに何度でもやった方が良いのがACPだと思います。
まとめ
・介護を受けている方にはぜひ考えて欲しい
・若くてもやる価値はある
・ACP(人生会議)は一度やって終わりじゃない
今回はカイゾウケアマネとしての意見を述べさせて頂きましたが、個人的に
ケアマネは常に「この方(利用者)はどう生きたいのだろう?」という視点を忘れずに機会をみて質問するのも必要だと思っています。
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今日はこの辺で。
ではまた!!