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長い伝言(でんごん)って必要ある??
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は「仕事をする上で『長い伝言』って必要??」をテーマに書いてみたいと思います。
ケアマネジャー(以下:ケアマネ)として私は毎日のように電話を利用しています。
私から電話を掛けることもあれば、電話を受けることも多いのですが、今日はその中で「伝言」に焦点を当てて書いてみたいと思います。
先に結論を言うと私は「誰に伝えても確実に相手に伝わる要件」でしか伝言を頼みませんが、中には「やたらと長い」伝言を頼んでくる人がいます。
この記事を読んで頂いた方で、もし何も考えずに「伝言」を頼んでいる方がいらっしゃるようでしたら、考えて頂く機会になれば良いなと思い私見を書いていきます。
宜しくお付き合いください。
長い伝言をする意図は??
私が感じる「長い伝言」を頼んでくる相手の意図はいくつかあると思っています。
伝えたい相手に電話が繋がりづらい
再び掛けなおすのが面倒
掛けなおす時間が取れない
このような意図を含んでいる気がします。
これってほぼ電話を「掛けた側」の都合ですよね?
電話を「受けた側」にももちろん仕事があり、電話を専門で受けている、もしくは事務全般を担当している部署のある会社以外は、伝言を受けた時点で自分の仕事以外に「伝える」という仕事が発生します。
私も伝言を依頼することがありますが、それはあくまで先方の事業所全体に知って貰いたい内容であったり、「短い内容」でしかお願いしません。
例えば「利用者の〇〇さん明日はサービス利用キャンセルになります」であったり、「〇〇さんから折り返し頂きたい」という内容です。
なぜそうするか、もちろん理由もあります。
長い伝言を依頼するリスク
電話を受けた人から伝言を伝えたい相手に「長い伝言」が確実に伝わる可能性ってどの程度あるでしょうか?
皆さん伝言ゲームはやったことありますか??
あのゲームって、文章が長くなればなるほど「正確」に伝わりづらいです。
言葉が少し変わっただけでも伝わりづらいですし、受け手が感じたニュアンスが入るだけでも意味合いが変わります。
私が電話を受けた時、「長い伝言」の内容が重要な要件であることもあります。
そんな時私は「この内容が正確に伝わらないリスクを考えないのかな?」と電話を掛けてきた人に対して疑問を持ちます。
もちろん私が伝言を受けた場合は可能な限り正確に伝えようとしますが、私の受け取り方と先方が伝えたいことが「内容の詳細」の分からない状況では正確に伝えられる可能性は少なくなると思っています。
何よりその長い伝言を「伝える」という仕事が受け手には発生する。
元々の仕事もあり、もちろん先方(サービス事業所)は私がケアマネであることも理解しています。
それなのに、仕事を「増やす」という行為に「相手を思いやる」気持ちが足りない人だなと内心感じています。
そもそも長い伝言って必要??
私は「長い伝言」を受電者に依頼する必要は「ない」と思っています。
担当者に確実に伝えたい内容であれば、文書でもメールでも伝える方法はありますし、どうしても言葉で伝えたければ相手の都合で「折り返して」貰えばいい。
忙しいのはお互いさまで、自分の都合で「伝言」を依頼するのは自分のことしか考えていないと私は思います。
働くとは「傍(はた)」を「楽(らく)」にするが語源とも言われていますが、自分の働き方がいかに「傍」を「楽」に出来ているのかは常に意識したいものです。
何も考えずに「長い伝言」をお願いしたことがある人は今一度考えてみて欲しいです。
その「伝言」は誰の為なのか?
それが相手の為ではなく、自分の為であるのなら「働き方」としては見直す必要があるのだと私は思います。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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