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「新規」支援の苦悩と楽しさ
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今週私はケアマネジャー(以下:ケアマネ)としての仕事に全力投球するタイミングで記事を書く時間が上手く取れなかったので今日はサクッと書きます。
全力投球とは単純に「新規」対応です。
既存の利用者支援ももちろん全力ですが、新規の全力とはまた少し異なります。
既存の方の場合、ケアプランを変更するにもすでに利用者・家族との信頼関係が成り立ち、アセスメントも深く取れているのでケアプラン変更もスムーズに行うことが出来ます。
でも「新規」の場合は利用者・家族との信頼関係の構築やアセスメント、そこから見えるニーズを汲み取るにも一苦労です。
「本当にこのケアプランが最適解と言えるのか?」
この自問自答にいつも悩みます。何故なら利用者・家族との関係性やニーズの汲み取りが十分ではない中でスタートするからです。
「新規」の場合はほとんどが見切り発車から始まります。そこから見えてくるもので、必要に応じて修正を繰り返し利用者の望む生活を作り上げていく。
とは言え、この「見切り発車」が私としてはとても苦手です。
何故なら「見切り発車」の進み方次第で利用者・家族との関係性が上手く作り上げられない可能性もありますし、変な勘違いをさせてしまう可能性もあります。
説明を十分にしているつもりでも上手く伝わりきっていない場合もありますし「余計な期待」や「下手に失望」をさせてしまっている可能性もある…。
信頼関係が出来ている利用者・家族であれば「上手く進んでいない」と分かった段階でリカバリーすることは難しいことではありませんが「新規」の場合はそうはいきません。
初回(初めの1回)で今後の信頼関係や関わり方が大きく変わる可能性があります。
その緊張感たるや14年ケアマネを経験している私でも一向に慣れるモノではありません。
アセスメント表やケアプランなどの書類作成をしながら「あれっ?ここ聞き取りが不十分だった」とか「利用者の意向を文章でどう表現したら伝わりやすいだろう」など頭を使う仕事が今週は立て続けにありました。
「新規」で関わらせて頂く利用者の「支援」は好きです。でも一向に緊張感には慣れません。だからこそ私はケアマネを続けていけるのだとも思っています。
これもケアマネの楽しさかも知れませんね。
今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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