見出し画像

「カイゾウ日記㊾」在宅ケアマネ13年目に突入!

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。

これまでTwitterの名前は「カイゾウ@在宅ケアマネ12年目!」だったのですが、この度13年目に突入しました。

しっかりTwitterの名前も変えているので良ければプロフ欄見てみてください(笑)

今日は13年目に突入した私の心境を踏まえ、ケアマネジャー(以下:ケアマネ)という職種に対して思うことを書いてみたいと思います。

良ければお付き合いください。
※3分くらいで読める記事です。

初めは本当にきつかった


何度か記事にも書いたのですが、初めは本当にきつかったです。

何よりきつかったのは「自分のやっていることが正しいのか?」が分からないこと。

ケアマネ研修などで学ぶことはあくまで知識であって、ケアマネとして対面する利用者全てに当てはまるものではありません。

「○○さんの支援は本当にこれで良いのかな?」
「本人は今のままで良いというけど…」
「サービス事業所からは○○って言われるけど…」

いつも正解のない仕事、終わりの見えない仕事であるケアマネという職種に頭を抱えていました。

判断を求められることも多いし、何より責任が重い。

元々判断力も低く、責任を受け持つことにストレスを感じるタイプの私は毎日がきつくて仕方がありませんでした。

しかも、新人だからといってマンツーマンで一から十まで教えてくれる人なんていないんですよね。

今となればその意味も分かりますが、当時は「なんで?」と思っていました。

でも毎日きついと感じながらも「どうしたら良くなるか」を考え走り続けたら13年も経っていました(笑)


なぜケアマネも人手不足なのか??



介護業界はどこもかしこも人手不足。

ケアマネも例外ではありません。
事業所はいつも求人を出しているところは多いです。

私がケアマネになった当初は介護職の最終目標的な位置にケアマネがありました。

お給料も介護職よりか幾分か良い。

現場で身体を酷使し続けることに不安を感じた人は勉強し資格を取り、それまでの経験を活かしてケアマネになる人も少なくはありませんでした。

しかし、今は様々な加算がつく介護職の方が多い給料を頂いている場合も少なくありません。

責任は重いのにお給料は少ない。

何かあれば「ケアマネさんお願いします」と言われるけど、言うべきことを言ったら「ケアマネは偉そうだ」と言われることもある。

中には「ケアマネ偉い」と勘違いしているケアマネがいるのも事実ですけど…。

給料にしろ、責任にしろ「割に合わない」という印象がケアマネという職種にはあるのもかな~と思います。

私はケアマネをして13年になるので、今となれば大きなストレスなく仕事が出来ていますが、再び経験・知識をゼロに戻してケアマネをやるかと問われれば「わからない」というのが本音。

でも13年やってみて言えることは「ケアマネという仕事は楽しい」です。


ケアマネの楽しさ


私は特性上、大勢の中で長い時間働くことにストレスを感じます。

デイサービスや施設など私としては仕事の中身うんぬんよりも、大勢の職員と同じ空間で働き続ける方がきつい。

その点ケアマネは基本的には一人です。

利用者のお宅に訪問するのも、自分の仕事を進めるのも自分のペースで行うことが出来ます。

その分責任はありますが、自分がしたことの尻ぬぐいは自分でするのが当たり前。納得もしやすいです。

何より利用者との時間を独り占めできるのが私にとっては価値があります。

他の職種では利用者と「話をする」為だけの時間を多く取ることは出来ません。ケアマネならそれが出来ます。

利用者の人生や価値観、経験や考え方などについても話を伺うことが出来る。

そして、それらの様々な情報が利用者の生活を支える為の情報にも繋がり「質の高い生活」を考える術になる。

私は「一人の人の生き方を知り、その人らしく生きる術を考える」お手伝いが出来るケアマネという職種が楽しいと感じます。

お給料も仕事に応じて増えていきます。

もし相応の仕事量をこなしているにも関わらずお給料が少ないと感じるケアマネさんがいたら、それは職場を変えれば良いと思います。

働きに見合ったお給料をくれる職場は探せば必ずあります。

私はもっと「良い」ケアマネが増えて、最高のケアマネチームが作れたら楽しいだろうな~とぼんやり思っています。

ぜひ介護の仕事やケアマネの仕事に興味を持った方は、働いてみて頂けたら嬉しいです。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

カイゾウ@現役在宅ケアマネ15年×コーチング1年❗
宜しければサポートをお願いします!頂いたサポートは私のクリエイターとしての活動費に充てさせて頂きます!一層のヤル気に繋がること間違いなしです!

この記事が参加している募集