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アセスメントの極意!!
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は「アセスメント」について書いてみたいと思います。
新人ケアマネさんやケアマネに興味がある方。
アセスメントを上手く取れるようになりたい方などのご参考になれば嬉しいです。
一言でアセスメントと言っても、介護だけはなく広義ではビジネス用語としても使われています。
主に「評価する」「査定する」などの意味です。
ただ、私がこれから書いていくのはケアマネジメントの第一歩として行う
アセスメントについてです。
そして、結論から話すと「アセスメントとはなんぞや?」的なことではなくて、利用者をアセスメントする上で必要な心持ちについて書きます。
ざっくり介護福祉分野におけるアセスメントを説明すると
高齢者の現状・ニーズ・可能性を把握することです。
では、どうしたら「良いアセスメント」に繋がるのか。そして、良いアセスメントをする為には何が必要かを書いていきます。
「なぜ?どうして?」から生まれる視点を大切にする
高齢者の現状について話を伺うと、純粋な疑問が色々と生まれてくると思います。
例えば、「なぜ人はこの土地でこの家で一人暮らしをしているのだろう?」などの疑問です。
アセスメントは初めましての状況から行うものでもあるので、いきなり「なんでここで一人で住んでるんですか?」などと聞いたら後々の関係にヒビを入れることにもなります。
聞き方やタイミングには十分配慮が必要ですが、この「なぜ?どうして?」が目の前にいる高齢者になぜ「介護」が必要になったのか「現状」を知るためには必要なのです。
人生を物語としてとらえる
今目の前にいる高齢者は、いきなり高齢になった訳でもいきなり介護が必要になった訳でもありません。
さまざまな人生を経験し、私たちよりも長い年月をかけて生きてきて、今このタイミングで介護が必要になったのです。
ただ「目の前にいる高齢者」とだけで見てしまうと、「○○さんは○○が出来なくなったからヘルパーに助けて貰うのがいいのかもしれない」など型にハマったような提案しか出来ないケアマネになります。
その方がどのように生きてきて、何を大切にしているのか。過去から現在に至る過程に目を向けると「目の前にいる高齢者」ではなく、「一人の人生の大先輩」として人物像が見えてくると思います。
熱意をもって相手を知ろうとする
今からケアプランを立てようとする高齢者に対して、本気で良いケアプランを立てて、本気でニーズを叶えたいと思うなら「熱意」をもって相手を知ろうとしなければなりません。
その「知りたい」という熱意が、高齢者に対する質問の一つ一つに現れると思います。
そうする事で、相手も「自分に対して一生懸命接してくれるな」という気持ちになって信頼に繋がり色々なことを教えてくれるかもしれません。
アセスメントは相手を知ること。それには相手を知りたいと思う熱意が大切だと思います。
まとめ
私が考えるアセスメントの極意は
・「なぜ?どうして?」から生まれる視点を大切にする
・人生を物語としてとらえる
・熱意をもって相手を知ろうとする
です。
もし「参考になったよ」という方は「良いね」や「フォロー」して頂けると泣いて喜びます。
これからもケアマネとしての経験を踏まえた話や、自分で体験・実験したことを書いていきます。
今日はこの辺で。
ではまた!!
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