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2021年度介護報酬改定「ケアマネの報酬(遁減制の見直し)」について!
どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
2021年度介護報酬改定で取り上げられているケアマネの「基本報酬の遁減(とんげん)制の見直し」について個人的な意見を書いてみたいと思います。
ちょっと専門的な話になるのですが、出来るだけわかりやすく書いていきます。
ケアマネの基本報酬は全て介護保険から賄われており、利用者の負担はありません。他の介護保険サービスと異なる点です。
※他のサービスは1~3割の利用者負担があります。
そして、ケアマネは一人で担当できる人数が決まっています。ザックリ言うと「一人のケアマネで40件までは担当して良いよ」となっています。
40件を超えると41件~59件まで報酬が約半分、60件以上担当すると60件以降は約3分の1まで報酬が下がります。これが遁減性です。
要するに一人でたくさん担当してしまうと報酬が減らされてしまうという仕組みです。
それが2021年度の介護報酬改定で「40件じゃなくて45件までは報酬減らさなくて良いよ。ただし、事務がいるかICT活用してね」とお国は言っているわけです。
「良かったじゃん!担当多く持てるようになって!報酬増えるでしょ?」と思ったそこのあなた!!そう単純じゃないからこそ個人的な意見を述べさせて頂きます。
ここからが本題です。
メリットとデメリットに分けて考えてみます。
結論を先に言ってしまうと、遁減性の緩和ではなく単純に報酬を上げて欲しかったというのが私の考えです。
遁減性のメリット
40→45件に担当できる人数が増えることでのメリット。それは単純に減収されない人数が5件分増えることによる増収が見込めるという一点のみ。
これから記載しますが、あくまで45件まで担当できるハイレベルなケアマネが事業所に揃っていればのお話。。。
遁減性のデメリット
デメリットの方が多いと私は感じています。
デメリット①
現行の40件を一定レベルのケアマネジメントの質を確保しながら担当できるケアマネが多くはないと感じています。
40件ですらいっぱいいっぱいなのに、なんで45件担当できるの?というのが正直な意見。
(担当)できるケアマネ・できないケアマネが出てくるのが明らか。
事業所運営にも関係しますが、バランスを取りながら平和的に担当を振り分けるのも難しい。
(お給料で差をつける?やりたくないと言われたらそれで良いの?など)
デメリット②
利用者一人一人を把握しづらくなる。
担当件数が増えれば増えるほどに、ケアマネが一人で把握する人数も増えます。ただ、利用者一人に行う業務も少なくないケアマネジメント。
それを45件行うのは、相当レベルの高いケアマネでなければ難しい。
デメリット③
②と同様の理由で利用者一人に取れる時間が少なくなる。
デメリット④
ICTの活用で何とか出来るのか?
ケアマネ自体も高齢な方が多いのが正直なところ。。。ICTの理解や活用すら受け入れ出来ていないのが実情です。だからと言って事務員さんを雇っては収益だけ考えたら本末転倒。
まとめ
これらの理由から、私は「報酬の遁減性の緩和」ではなく「介護報酬の増額」をして欲しかったというのが本音です。
ただ、国が決めたことにウダウダ文句を言っていても何も始まりません。
決まったことにどう順応して成果を出していくかが大切。
私が考える順応の第一歩は
・ICTを学ぶ。SNSやチャット・メールなどの活用に慣れる。
・タイピングやショートカット、スマホのフリック入力の能力を高める。
ケアマネ個々でこの辺りから取り組んでみてはどうかと思っています。
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今日はこの辺で。
ではまた!!
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