若い人こそケアマネジャーをやると良い！

どーもカイゾウ(＠kaizo777)です。

今回は「若い人こそケアマネジャー(以下：ケアマネ)をやると良い」をテーマに書いてみたいと思います。

これは自分の経験を踏まえた意見です。

私は29歳の時ケアマネになりました。

それまでは仕事でも人見知りを発揮し、面識のない人とはほとんど話も出来ないコミュ障の極みでしたが、ケアマネになり今では仕事であれば誰とでも話が出来るようにもなりました。

ケアマネは電話対応も仕事の一環です。

電話は端的に相手に自分の要求を伝えたり、相手の話の要点を抑えて聞きとる必要がある技術だと私は思っています。

ケアマネになるまで私は電話対応も上手く出来ないポンコツでしたが、今では人並みに出来るようになりました。

ケアマネ業務には社会で必要なスキルが詰まっていると私は思っています。

そして、若い人こそケアマネに必要なスキルを身につければ、これから先再び自分が活かせる専門職に戻ったとしても高いレベルで技術が活かせるのではないかと思うので、今回はそんなことを書いてみたいと思います。

専門職+コミュ力=最強

ケアマネとして様々な専門職(介護士・看護師・リハ専門職等)と接する機会があるのですが「コミュ力高いな」と感じる専門職って非常に少ない。

私はリハ専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)に特に知り合いが多いので、あえて毒を吐きますが本当に会話が下手過ぎる人が多いです…。

面と向かって話をしても、電話で話をしてもリハ専門職は他の専門職の中でも際立ってコミュニケーションが下手…。

これって私の偏見ですが、リハ専門職って若い頃に同年代の人とばかり関わっているのと、病院などでは「リハの先生」として患者からちょっと上に見られることが影響しているようにも感じています。

あくまでリハ専門職を例に失礼な物言いで書いてしまいましたが、これってどの専門職にも多かれ少なかれ当てはまる。

あとは話が合う人や同じ地位の人としか話をしないこともコミュ力が上がらない理由なのだとも思います。

そこでいつも思うのは「専門職がコミュ力つけたら最強だろうな」ということ。

実際に、私が仲良くさせて頂いている専門職はコミュ力が高い人が多いのでどこに行っても引く手あまたです。

コミュ力を上げる方法

私もケアマネになる前は本当にコミュ障でした。
今もプライベートではコミュ障ですが、仕事となればある程度どんな人とでも話が出来ます。

「利用者」という共通言語があれば、必要に応じてどのようなコミュニケーションも取れます。

では何故ケアマネになってからコミュ力が上がったのか？

ケアマネになってから相手にするのは社内も社外も管理職クラス。
私は病院が出身なので、いつも対面や電話で話をするのは社内は「医師・看護師長・リハ課長・リハ主任・デイ、デイケア管理者」などの管理職。

社外も「管理者・相談員・サ責」などのマネジャークラスです。

ここで一気にコミュ力を高める必要があったので、初めは本当に辛かった…。

特に社内ではボロクソにやられました…。
上手く話せなければあからさまに面倒くさがられ…知識が無ければマウントを取られ…モジモジしてればキレられる…。

ケアマネになったばかりの頃は毎日辛かった…。鬱になる一歩手前だったような時期もあります。

それでも歯を食いしばって乗り越えた先に得られたものは自分の人生に役立つ能力ばかりです。

若いからこそ許されることもある？

コミュ障の私が毎日社内・社外でボロボロになりながらもケアマネを続けて来られたのは、その時々に出会ってきた利用者がいたからだと思います。

当時の私は知識もありませんでしたし、コミュ障なので一生懸命に利用者の話を聞くことしか出来ませんでした。

まだ20代のケアマネに期待できるモノなんて大してないことは利用者も理解していたでしょう。

それでも私が質問をすれば一生懸命に答えてくださった。
そして私が一生懸命に利用者に向き合い対応していくと、より関係が親密になり仕事の唯一の私の楽しみが利用者との面談時間でした。

今でも利用者との面談時間が一番好きです。

でも、今思うと「若いからこそ許された」ことがたくさんあったと思います。利用者も期待していない分、おおらかに対応してくださっていたと思います。

これってある程度年齢を重ねていると「コミュ障＝実力不足」と見られてしまう。

だからこそ、若い人こそケアマネをやって社会人として必要なコミュ力をつけると良いのではないかと私は思います。

とは言え20代って社会人としては良い年齢です…。
でもケアマネで20代はレアです。

だからこそ「若い」と見て頂けてある程度許されてしまうこともあるのではないかと私は思います。

是非20代の若い専門職こそケアマネやってほしいです！
そしてケアマネの若返りが図れると最高！！

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました。